代表挨拶
ヒーズ株式会社
代表取締役
岩井 徹朗
ヒーズ株式会社のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
2006年に起業してからまる12年が過ぎ、社会人になってからのキャリアとしては、最初に経験した銀行員に次ぐ二番目の長さとなりました。
「経営者はたいへんだけれど、一度経験すると、二度とはサラリーマンに戻れない」というのを日々実感しています。そして、今そう言い切れるのも、自分の深層価値観であるコアコンセプトが分かっているからです。
勤めていたベンチャー企業の業績悪化に伴い、勢いのまま起業した私には、「〇〇をやりたいから会社を始めました」という明確な目的や理念がありませんでした。そして、それまで身につけてきた知識や経験をベースに仕事をいただき、売上を上げることはできましたが、やがて大きな壁にぶつかりました。いろいろなコンサルタントの先生について、経営に必要なノウハウや手法は数多く身につけたものの、なんだか空回りする状況に陥ったのです。
そんな中、自分の深層価値観であるコアコンセプトを深掘りし、私が力を発揮できるコアコンセプトの表が「自然体」であり、逆に力を発揮しにくいコアコンセプトの裏が「強要」であることを言葉として自覚することができました。
すると、私が起業したのは「強要」から逃れるという点では偶然ではなく、必然だったこと。資金繰り対策、業務改善や社内体制作りに取り組んだのは、経営者が「自然体」で力を発揮するための要素であったことなどが分かり、今までやってきたことがすべてつながって、自分を信じるという意味での自信を持つことができるようになったのです。
世の中には、すごく良いものなのに、ほとんど知られていない、その結果、あまり売れていないものがたくさんあります。それは、私にとっては不自然な状態であり、理不尽に感じることです。
価値観が多様化する中、他人の価値観や世間の常識に振り回され、それらを強要されるのは、一度切りの人生として、とてももったいないと感じます。けれども、自分の奥底にある価値判断の基準を知って、それを上手に仕事に活かすことができたら、たいへんな仕事も、面白くなります。
現状を打破して、さらに高みを目指して成長していく経営者の方とご一緒に自然体で仕事をさせていただけたら、たいへん嬉しく思います。
2018年8月
ヒーズ株式会社
代表取締役 岩井徹朗
1986年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、株式会社みずほ銀行(当時:株式会社第一勧業銀行)に入社。その後、楽天銀行株式会社(当時:イーバンク銀行株式会社)、ベンチャー企業での勤務を経て、2006年7月にヒーズ株式会社を設立。
起業当初は資金調達のサポートを中心にコンサルティングしていたが、「お金さえあれば何とかなる」と考えている経営者が予想以上に多いことを痛感。徐々に資金調達する前の社内体制作りに力を入れ始める。
現在はオーナー企業や中小企業を対象に、「成長支援部作りコンサルタント」として、経営者の深層価値観に沿った業務改善や人材育成に取り組み、自走する組織を社内に定着させることに注力。外部環境がどんなに変わっても、しぶとく生き残っていく会社を多数創出し、「必要なとき、必要なところにきっちりとお金が回っていく社会」の実現を目指している。