知恵の和ノート
「反応がないから情報発信しない」のはもったいない(第535話)
情報発信の継続なくして事業の継続なし。どのようなツールや方法を使うかに悩むのではなく、情報発信は将来の収益につながる資産の構築という意識を持って続けましょう。
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
最近挑戦しているのがYouTubeショートと呼ばれる短い動画です。
↓ ↓ ↓
在庫は不正と不実の温床、毎月白日の下にさらけ出す
1分以内という制限があるため、メルマガやコラムと違って伝えられる情報量には限りがあります。、
このため、
・できるだけ簡潔な言葉を使う
・曖昧な表現は使わない
・ワンメッセージに絞る
といったことが求められます。
前述の動画は「在庫管理」をテーマにしています。
在庫は銀行からお金を借りる際に必ず注目される項目の一つです。このため、お伝えしたいことはたくさんあります。
しかしながら、1分ですべてを伝えることは無理なので動画では「在庫を見直すルールを決めましょう」に絞りました。
意識しているのは、短い動画でも、どうやって爪あとを残すか。
情報伝達能力を文字と比較した場合
画像:7倍
動画:5,000倍
の情報を伝えることができると言われています。
収益への貢献という点では、まだ具体的な成果にはつながっていません。ただ、同じ動画の素材をインスタグラムに投稿してると、画像だけで投稿してた時と比べてリーチ数が5倍に増えました。
いろいろと試している中で、お役に立ちそうなノウハウが見つかったら、別途コラムでもご案内させていただきます。
売上をさらに上げたいと考えておられるクライアントさんに必ずお伝えしていることは「情報発信を続ける」ことの大切さです。
どのようなツールを使ったら良いかは、どのようなお客様を対象にしたお仕事なのかによって変わります。また、クライアントさんご自身も文章を書くのがお得意な方もいらっしゃれば、話をするのがお得意な方もおられます。
それゆえ、「今はYouTubeショートは旬だから、YouTubeショートをやりましょう」といったアドバイスはしていません。
けれども、ブログであれ、動画であれ「情報発信を続けないと存在を知ってもらえない」という現実があります。
この点、
- SNSに投稿しても「いいね」がつかない
- ブログを書いてもあまり反応がない
といった理由で、一度始めた情報発信を途中で止めてしまうのはとてももったいないことです。
よほどの有名人か、かなり画期的な内容に関する情報でもない限り、「情報を発信する→すぐに成果につながる」ことはありません。そして、これは広告費を使った情報発信でも同じです。
お金を使うか、無料ツールを活用するかに関係なく、「たった3日で500万円の売上が上がった」という方法も、すべてのケースには当てはまりません。
しかしながら、一つだけ確実に言えることは「自ら考えて情報発信したものは自分の資産になる」ということ。
実は前述の動画の内容は、10年ほど前に作成した小冊子の中で書いたことをアップデートしたものになります。
過去に情報発信したもの中には
・今の時代には上手くマッチしない
ものもあれば
・今の時代にこそ伝えた方が良い
ものもあります。
また、内容は良いのに、伝え方やタイミングが悪かったために、必要な人に届けることができなかったものもあります。
そして、これらのことは情報発信を続けて、資産として持っているからこそ分かるもので、一朝一夕にはできることではありません。
情報発信の方法は、私が18年前に起業した時と比べても裾野が格段に広がっています。
広がり過ぎて選択肢に悩んでいる方もおられるかもしれません。
けれども、一番避けたいのは「悩んでいるだけで何も情報発信しない」ことです。
ちなみに、先の動画。
このブログの原稿を書き始めた時に視聴回数は2回でしたが(汗)、書き終えた時には78回に増えていました!
78回もけっして多いとは言えませんが、自分の資産であれば、他人がとやかく言おうが、自分で評価して認めることが大切です。
資産を築くには時間を味方につけること。
挑戦したことはけっして無駄にはならず、今日の成果にはならなくても、半年後の成果につながるネタになります。
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