知恵の和ノート
正解のない時代に会社の成長に欠かせない要素とは?(第500話)
正解のない時代は「やりたいこと×できること×価値があると自ら感じていること」の重なる部分を自覚することで会社は成長する。
2014年3月11日から始めた専門コラムは今回でちょうど500話目となりました。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
この専門コラムは当初「成長支援部からの提言」というタイトルで始めたこともあり、毎回提言らしきものを短い文章にまとめています。
ちなみに第1話目の提言は「質の向上なくして、会社の成長なし」でした。
毎期増収増益を達成している会社もありますが、会社を取り巻く環境が大きく変わる中
・増収減益
・減収増益
・減収減益
となっている会社もあるかと思います。
原材料価格や燃料費、為替相場など一企業の努力だけではコントロールできない問題もたくさんあります。
けれども、増収増益が続いている会社と減収減益が続いている会社を比較すると
- 増収増益が続いている会社:自社がコントロールできることに集中する
- 減収減益が続いている会社:自社がコントロールできないことを言い訳にする
という違いがあります。
自社の商品をお客様が買ってくれるのかどうかは自社ではコントロールできません。けれども、何かしら情報発信をしなければ、お客様は商品を知らないままです。そして、お客様が知らない商品は当然のことながら買ってくれません。
もちろん、昨今のように膨大な情報が溢れかえっている中、情報発信しても、見込み客の人には届かない可能性もあります。また、仮に運よく見込み客の人に情報が届いたとしても伝え方が良くないと、その人の心に響かないこともあります。
この点、難しいのが他社で上手くいっている事例をマネしても上手くいくとは限らないということ。
例えば、
・SNSの発信を通して売上が上がった
・Facebook広告を出したら1ヵ月で500万円の契約が取れた
・プレスリリースを出したらメディアに取材され、一気に認知度が上がった
といった情報に触れて「じゃぁ、ウチもSNSに力を入れよう」とか、「広告予算を増やして売上を伸ばそう」と挑戦しても、思ったほどの効果がでないこともよくあります。
その際
- 増収増益が続いている会社:自社でも工夫しながら改善を図る
- 減収減益が続いている会社:他者の責任にして途中で断念する
といったように対応が大きく分かれます。
では、なぜ、増収増益が続いている会社は
・自社がコントロールできることに集中する
・(上手くいかない時は)自社で工夫しながら改善を図る
ことができるのでしょうか。
9年前に専門コラムを始めて以降、弊社でも多くのクライアントさんのサポートを通しての結論は
・やりたいこと
・できること
・価値があると自ら感じていること
を経営者ご自身や会社が自覚できているからというのがその答えになります。
我々は
・やりたいこと
・できること
・価値があると自ら感じていること
の3つが重なる部分を「コア・バリュー」と呼んでいます。
コア・バリューが自覚できていれば
- できることがハッキリしている→自社がコントロールできることに集中する
- やりたいことで自ら価値があると感じていることがある→(上手くいかない時は)自社で工夫しながら改善を図る
となります。
逆にコア・バリューを自覚できていないと
・自社がコントロールできないことを言い訳にする
・(上手くいかない時は)他者の責任にして途中で断念する
となります。
したがって、第500話目の提言は「コア・バリューの自覚なくして、会社の成長なし」です。
なお、現在
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ただ、終了後には本セッションと同じレベルの詳細な「セッションノート」をお渡ししているので、会社の成長に欠かせないコア・バリューって「
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