知恵の和ノート
限られた予算の範囲内で効果のある打ち手を実践する(第477話)
多額の広告宣伝費を投資できないなら、知恵を絞って納得する選択肢を見つけて愚直に実践し、変化を生み出す。
良い商品やサービスなのに、いま一つ知られていない場合、「何か」を変える必要があります。
その際、大手企業であれば広告を使って知名度を上げるという方法があります。
しかしながら、中小企業や個人事業主の場合、「多額の広告宣伝費を投資する」という方法がなかなか取れません。
また、仮に多少広告宣伝費にお金を使えても
A社:毎月1,000万円投資できる
B社:毎月だと30万円が上限
という場合、投資効果として「A社>B社」という状況がどうしても生まれます。
このため、中小企業や個人事業主の場合、「少ない予算で効果の高いことを行う」という難しいことに挑む必要が出てきます。その際、求められるのは「知恵を絞って言葉を紡ぐ」ことです。
実際、弊社のセッションも、その大半は「どうやったら、限られた予算の範囲内で」効果の高いことを行えるのかを、クライアントさんと一緒に知恵を絞って言葉にするというものです。
先日、ここ最近で「限られた予算の範囲内で効果の高かったケースはどのようなものがあるか」を整理したところ、以下のような7つのケースがありました。
(1)ネーミングを変える
(2)性能が実現する未来を示す
(3)自分の好きなことを盛り込む
(4)無料でやっていたことを主役にする
(5)その分野を知らない人にも伝わる表現にする
(6)何度でも伝え続ける
(7)学んだ知識や修得したノウハウを別の場所で活かす
(1)のネーミングを変えるについては、拙著「『心意気』から始める経営改革のススメ」の中でも、ご紹介しましたが
集客に苦労していた講座
↓
講座のネーミングを変える
↓
毎回満席の人気講座に
というものです。
ここでお伝えしたいのは、「いま一つ売れていない場合、ネーミングを変えれば、売れる可能性があります」ということではありません。実際、弊社の場合も、ネーミングを変えても、結局売れなかった商品がいくつもあります(汗)。
ネーミングを変えるというのは一つの方法。数多くある選択肢の中の一つにしか過ぎません。
つまり、前述の7つのケースも
クライアントさんと一緒に知恵を絞って、いろいろな選択肢を考える
↓
ご本人が納得する選択肢を決める
↓
決めたことをやってみる
↓
結果が出る
ことで変化が生まれたものです。
今週末に開催する「看板商品の作り方講座(オンライン説明会)」にご参加いただくと、前述の7つのケースの背景にある基本的な構造がご理解いただけます。
「講座内容」
・看板商品とは何か?
・商品を顧客に届けるための「なに」と「どう」
・マーケティングの基本が上手くはまらない理由
・VUCAの時代に必要なコア・バリュー
・価値を伝えるための「伝わる言葉」
・「伝わる言葉」で伝える3つの価値
・顧客の消費行動と価値の関係
・商品をつくる前に抑えておくべきポイント
このような形で無料のオンライン説明会を開催するのは今月が最後になるかもしれません。
もし、以下のような方がおられましたら、ぜひご参加いただければと思います。
「このような方にお勧め」
・頑張っている割には集客や売上につながらない
・自分の思うように進めようとすると「できない壁」にぶつかる
・全体的にぼんやりしていて形になっていない
・商品やサービスそのものは良いのに上手く伝えられない
・「これくらいならできそう」というレベルで考えていた
・結果が出ないので続けられない
・商品やサービスそのものの詳細な内容だけを考えている
・他社にも同じような商品やサービスがある
★「看板商品の作り方講座(オンライン説明会)」は「こちら」をクリックしていただくと、ご覧いただけます。
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