知恵の和ノート
ビジネスで差別化するには「よく考える」よりも「すぐに行動する」が効果的(第387話)
ビジネスにおける考えすぎは行動の壁になるので、致命傷になる可能性が低いなら行動を優先する
「これは役に立つかも」という情報に接した時
- すぐに行動する人
- よく考えてから行動しようとする人
の2種類に分かれます。
どちらのタイプが効果を出すかは言うまでもありません。
もちろん、行動するにあたってお金がかかるものは「そのお金を払えるかどうか」という問題があります。
けれども、後者の「よく考えてから行動しようとする人」は、仮に無料のものであっても、考えてから行動しようする傾向があります。しかしながら、「あとでよく考えてから」と思っているうちに、また別の情報に接する中で最初のお役立ち情報は埋もれてしまうのです。
先日もあるSNSで「これは面白そう!」という講座を見つけ、弊社の取締役は早速申込みしました。「早く申込みしないと受付終了になるかも」と思ったのです。
けれども、その後、講座の主催者の投稿には「4名の方から申込いただきました」とありました。我々の予想では少なくとも10名以上が申込みしていると思っていたのに、実際にはその半分以下だったのです。
まだ、講座の受付を終了した訳ではありません。このため、その後はさらに申込みした人が増えている可能性があります。しかしながら、我々からすると「この内容をこの値段で提供してくれるの?」というものだったのに、すぐに行動した人は弊社の取締役も含めて4人しかいなかったのです。
一方で、ものは考えよう。
いくら有益な情報に接しても、すぐに行動する人は少ないということは、「すぐに行動できたら、それだけで差別化要因となる」と言えます。
もちろん、最初に「これは役に立つかも」と思ったことが、実際にやってみると「それほどでもなかった」ということはあります。しかしながら、それは「一つの仮説が間違っていた」というだけで、次の仮説を立てる際には必ず役に立ちます。
成功する確率が一定だとすれば、「行動しないことは成功を回避している」ことを意味します。
今は「失敗を避けよう」として、慎重になる人が多いように感じます。もちろん、ビジネスとして致命的な失敗は避けなければなりません。
けれども、できるだけ失敗を避けることが主眼になると、最終的には「行動を避ける=何もしない」ことが正解になります。
世の中には「よく考えてから行動しようとする人」は、結果的には「よく考えて何も行動しない人」が多いことを前提に
致命傷にならないかどうかを考える
↓
ならないのであれば行動する
ことで活路を見い出せます。
ちなみに「こちら」の仕組みも先行して何人かの方にご案内したところ、行動した人と、そうでない人との間で既に大きな差が生まれています。
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