知恵の和ノート
オンライン取引の特徴を活かしてビジネスチャンスにつなげる(第347話)
オンライン取引では事前の準備と事後の検証でチャンスを広げる
現在弊社は新しく始めたコンテンツである「考トレ」で、ビジネスコンテストの「革新ビジネスアワード2020」にエントリーしています。
お蔭様で先日発表された「Web投票ランキング 中間発表」(2020年10月1日から10月25日まで)では第6位に入っていました。ありがとうございます!
過去の受賞企業を見ると、IT系や技術開発系の企業が大賞を受賞されています。このため、弊社のようなコンテンツが大賞を取るのは難しいと思いますが、中間時点とはいえ、ベスト10内に入ったことはそれなりに健闘しているように感じます。
昨今は新型コロナウイルス禍の影響もあって大規模なイベントが中止になったり、展示会や商談会なども、規模を縮小して開催されるケースが増えています。
一方、オンラインで行うイベントでは
- 地域や場所による格差がなくなる
- 移動時間がなくなる
- 一度にたくさんの人が参加できる
といったメリットがあります。
このため、今までオフライン中心でリアルに会うことを中心にやってきた会社も、何らかの形でオンラインによる取引も積極的に取り込む必要があります。
先の「革新ビジネスアワード2020」も、昨年まではリアルの場で開催されていましたが、今年はインターネット中心に開催されています。
オフラインからオンラインになった時、より事前の準備が大切になるということを感じます。
直接会って話をする場合には、その場の状況や雰囲気に応じて、臨機応変に対応することも可能です。ライブ感ともいうような即興的な展開で相手の関心を高めることができます。
しかしながら、オンラインになった時にはリアルに会って話をするよりも、どうしても温度差が出たり、反応が分かりづらかったりします。
このため、準備段階である程度
シナリオをしっかり作る
想定されるような質問点も織り込む
メリハリをつけて飽きさせない工夫をする
ことが求められます。
こう考えると、一見たいへんそうに感じます。
しかしながら、見方を変えると、より伝わりづらくなった分ポイントを絞ることで、自社商品の特徴がより自覚できるといったメリットがあります。
実は「革新ビジネスアワード2020」のエントリーの締め切りは9月30日でした。このため、今掲載されているのはその時点における内容です。
しかしながら、その後いろいろな人に「考トレ」について説明していく中で「もしかすると、ここをもっと強調した方が良いのでは?」という点がいろいろと出てきました。このため、1ヵ月近く経つと、お客さんに説明するポイントも随分と変わってきているのです。
先ほど、「より事前の準備が大切になる」と書きましたが、オンラインの場合は
記録として保存しやすい
↓
修正事項を発見しやすい
という特徴があります。
Zoomのオンライン会議などもデータを記録できるので、後から振り返ると「あの言い方をこう変えれば、お客さんにもより伝わったのでは?」ということが必ずあるはずです。
オンライン取引を何らかの形で取り入れることは避けられない状況になった今、その特徴を活かして新たなビジネスチャンスにつなげましょう。
なお、先の「考トレ:『仮説・検証』マスタープログラム」では、お金、マーケティング、マネジメントの3項目に絞って、幹部社員の新たな人材育成につなげる内容になっています。
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