知恵の和ノート
6年前から変わらないリスクコントロールの基本的な姿勢(第337話)
未知のリスクに対しては正解よりも判断基準に固執する。
6年前に書いたブログ
では、当時話題になったデング熱について触れています。
デング熱は熱帯や亜熱帯地域では流行している病気で、かかると高熱が続くので、現地では恐れられています。
そのデング熱、温暖化の影響か日本でも発症があり、発生源と思われる代々木公園が一時閉鎖されたことを元に書きました。
そのブログの一節が、
「ワクチンを開発するといったように、リスクと真正面から向き合う対策はお金と時間もかかります。このため、初期の段階では、抜本的な対策ができるまでにどう対応するかが、問題を更に大きくするか、最小限に留めるかの鍵を握っています。」
です。
いかがでしょうか?
対象はデング熱から新型コロナウイルスへと変わりましたが、未知なるリスクに対する対応としては6年前も現在も変わりません。
そして、未知なるものに対しては「これが正解だ」と正しく診断することは難しいために、現状ある情報をベースに正しく判断するしか対処方法がありません。
その際、ポイントとなるのが自分の判断基準です。
この判断基準がぶれてしまうと、
- 正しい情報に接しても有効に活用できない
- 間違った情報に振り回される
ということが起こります。
診断の結果が正しいか間違っているかが分からない状況にあっては
自分の判断基準を決める
↓
その基準をベースに行動する
↓
結果を踏まえて次の行動に移す
のが正しく判断するということです。
正解に固執せず、正しく判断できるよう自分の判断基準に磨きをかけましょう。
なお、「コアコンセプト・マーケティングの体感セッション」では、自分の判断基準のベースとなるコアコンセプト(深層価値観)がどのようなものかを知ることができます。
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