知恵の和ノート
三日坊主で終わらないための三つのポイント(第200話)
他者主導で、途中でさじを投げるのは成長が止まる会社
自分主導で、途中でギアを入れるのが成長し続ける会社
2014年3月11日に第1話目の「成長支援部からの提言」を書いてから、今回でちょうど200話目になります。
週一回のペースで更新してきたので、約4年弱。この間いろいろなご感想やご意見等いただき、たいへん感謝しております。ありがとうございます。
一度始めたことを続けていくには、三つのポイントがあります。
一つ目は具体的な時間を決めること。
この専門コラムの場合は、毎週火曜日に更新するということを決めました。
週一回は更新すると決めることも、習慣化するには、一定の効果があります。けれども、一週間の中で、いつやるのかを決めておかないと、「今週はまだあと3日あるからいいや」というように、つい先延ばしにしてしまうことがあります。
この点、毎週火曜日なら火曜日、金曜日なら金曜日というように、具体的な日程を決めることで、より確実に実行することができます。
続けていくためのポイントの二つ目は、具体的な成果を出すこと。
商談と違って、ブログの更新やメルマガの発行の場合、直接的に売上につながるとは限りません。けれども、趣味として取組むならともかく、仕事として何かに取組む以上、やはり、何か具体的な成果につながらない限り、続けていくことが難しくなります。
弊社の場合も、コラムを書いたからすぐに契約を取れたということはありません。
けれども、お読みいただいた経営者の方から
「独特と視点から書かれているので、参考になります」
「興味深い、そして思い当たる、お話をありがとうございます」
「流石に良い分析ですね~」
「確かに、『自分がやった方が早い』というのが、結果的にボトルネックになってしまう、というのは、あるあるですね」
「本日も魂に刺さるメールありがとうございます」
といったコメントをいただいたことが励みとなって、今まで続けてこれたように思います。
この時のポイントは、何をもって成果とするのかを自分の判断基準で決めることです。
「即売上に結びかないと成果とは言えない」というのも、一つの判断基準ですし、「すぐに売上にならなくても、直接お会いした時に『いつも楽しく読んでます』と感想をもらえた」ことを成果と捉えるのも一つの判断基準です。
具体的な成果は、他人がどう考えようと、あくまで自分の判断基準で決めましょう。
そして、続けていくための三つ目のポイントは、自ら「好きになる」ことです。
やる時間を決めても、また、具体的な成果に結びついても、やはり「嫌い」なことは続けていけません。大好きにならなくても良いのですが、嫌なこと、嫌いなことは、長く続けていけません。
人は自分を裏切り続けることはできないのです。
自ら時間を決め、自分の基準で成果を出し、自ら好きになる。
自分の中から湧き出るものがあって、初めて仕事は続けていくことができます。
プロ野球では1年で200本安打を打つと、一流選手の証と言われます。そして、野手で2,000本安打を達成すると、名球会に入れます。
2,000話にするためには、週1回のペースでは、約38年半かかります。
50歳の時から始めたコラムなので、米寿で達成!?ちょっと想像がつかないので、まずは300話を目指して、主体的に続けていきたいと思います。
これからも引続きよろしくお願いします。
★「コアコンセプト・マーケティング&マネジメント」の概要は「こちら」をご覧下さい。
ヒーズでは、弊社の日頃の活動内容や基本的な考え方をご理解いただくために、専門コラム「知恵の和ノート」を毎週1回更新しており、その内容等を無料メールマガジンとして、お届けしています。
上記のフォームにご登録いただければ、最新発行分より弊社のメールマガジンをお送りさせていただきます。お気軽にご登録いただければ幸いです。