知恵の和ノート

2018/01/02

三日坊主で終わらないための三つのポイント(第200話)

カテゴリー :ビジネスモデル

他者主導で、途中でさじを投げるのは成長が止まる会社
自分主導で、途中でギアを入れるのが成長し続ける会社

三日坊主で終わらないための三つのポイント

2014年3月11日に第1話目の「成長支援部からの提言」を書いてから、今回でちょうど200話目になります。

週一回のペースで更新してきたので、約4年弱。この間いろいろなご感想やご意見等いただき、たいへん感謝しております。ありがとうございます。

一度始めたことを続けていくには、三つのポイントがあります。

一つ目は具体的な時間を決めること。

この専門コラムの場合は、毎週火曜日に更新するということを決めました。

週一回は更新すると決めることも、習慣化するには、一定の効果があります。けれども、一週間の中で、いつやるのかを決めておかないと、「今週はまだあと3日あるからいいや」というように、つい先延ばしにしてしまうことがあります。

この点、毎週火曜日なら火曜日、金曜日なら金曜日というように、具体的な日程を決めることで、より確実に実行することができます。

続けていくためのポイントの二つ目は、具体的な成果を出すこと。

商談と違って、ブログの更新やメルマガの発行の場合、直接的に売上につながるとは限りません。けれども、趣味として取組むならともかく、仕事として何かに取組む以上、やはり、何か具体的な成果につながらない限り、続けていくことが難しくなります。

弊社の場合も、コラムを書いたからすぐに契約を取れたということはありません。

けれども、お読みいただいた経営者の方から

「独特と視点から書かれているので、参考になります」

「興味深い、そして思い当たる、お話をありがとうございます」

「流石に良い分析ですね~」

「確かに、『自分がやった方が早い』というのが、結果的にボトルネックになってしまう、というのは、あるあるですね」

「本日も魂に刺さるメールありがとうございます」

といったコメントをいただいたことが励みとなって、今まで続けてこれたように思います。

この時のポイントは、何をもって成果とするのかを自分の判断基準で決めることです。

「即売上に結びかないと成果とは言えない」というのも、一つの判断基準ですし、「すぐに売上にならなくても、直接お会いした時に『いつも楽しく読んでます』と感想をもらえた」ことを成果と捉えるのも一つの判断基準です。

具体的な成果は、他人がどう考えようと、あくまで自分の判断基準で決めましょう。

そして、続けていくための三つ目のポイントは、自ら「好きになる」ことです。

やる時間を決めても、また、具体的な成果に結びついても、やはり「嫌い」なことは続けていけません。大好きにならなくても良いのですが、嫌なこと、嫌いなことは、長く続けていけません。

人は自分を裏切り続けることはできないのです。

自ら時間を決め、自分の基準で成果を出し、自ら好きになる。

自分の中から湧き出るものがあって、初めて仕事は続けていくことができます。

プロ野球では1年で200本安打を打つと、一流選手の証と言われます。そして、野手で2,000本安打を達成すると、名球会に入れます。

2,000話にするためには、週1回のペースでは、約38年半かかります。

50歳の時から始めたコラムなので、米寿で達成!?ちょっと想像がつかないので、まずは300話を目指して、主体的に続けていきたいと思います。

これからも引続きよろしくお願いします。

 

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