知恵の和ノート
痛みある改革は新しいステージに上がるための必要課題(第159話)
痛みを避けていつも課題を先送りするのは成長が止まる会社
痛みに堪えていつも課題に立ち向かうのが成長し続ける会社
「悩む、というのは、1000%本人の趣味でやっている事だから、頼まれもしないのに、悩みの解決に乗り出さんでもよろしい。人のたのしみを奪わないように(笑)」
先日知人のコンサルタントの方がFacebookでこんな投稿をされていました。「なるほど」と思い、思わず「いいね!」を押しました。
コンサルタントの仕事の一つはお客さんの悩みの解決。自分のノウハウでお客さんの悩みを解決できるとすれば、当然のことがらそのサービスをセールスします。
けれども、そのお客さんが直面している課題を本気で解決したいと思っているかどうかはまた別問題です。口では「解決したい」と言う場合でもいろいろな条件がついていることがあります。
例えば、「あまりお金をかけずに解決したい」というケースもあれば、「自分は手を動かさずに解決したい」ということもあります。また、課題を解決する際には時には痛みを伴うことがあります。
誰だってできれば安く済ませたいし、面倒くさない方法の方がいいに決まっています。そして、できれば痛みがない方を選択したくなります。
しかし、課題の根が深ければ深いほど
- 必要なコストがかかる
- 社長が先頭に立って引っ張る
- 痛みは避けて通れない
ものです。
現状に100%満足していなくても、ある程度自分の許容範囲に入っているなら、その現状から出ようとは思わないのが普通です。でも、課題は先送りしても大きくなりこそすれ、その課題が消えてなくなることはありません。
いつかは乗り越えるべき課題なら、できるだけ早く取組んだ方が良い。
私はそう思っています。
なぜなら、今日のあなたはこれから未来に向かっていくあなたの人生の中で一番若いからです。若ければ若いほど立ち直りも早いし、取りうる選択肢もたくさんあります。
「悩んでいたい」という楽しみを奪うつもりはありませんが、「悩みはできるだけ小さいうちに立ち向かいましょう」という姿勢でクライアントさんには臨みたいと思います。
★課題を先送りせず、できるだけ早く乗り越えるためには、「社長専任の社外チーム」をご活用ください。概要は「こちら」です。
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