知恵の和ノート
外にもホウレンソウ(報告・連絡・相談)でチャンスが広がる(第12話)
沈黙は禁、事実は伝えてこそ金になる
Googleで検索すると第一番目に出てくる専門コラムには、どんなことが書かれているかご存知でしょうか。
やはり、一番に出てくるぐらいだから、すごく役に立つ内容が書かれているのでしょうか。
実は、皆様が今読んでおられるこのコラムがGoogle検索で第一番目に出てくる専門コラムなのです。ちなみに、Yahooで検索しても第一番目に出てきます。
私はSEOと言われる検索エンジン対策はやっていません。ただ、毎週1回地道にこのコラムを更新しているだけです。この事実は、たまたま私が「専門コラム」という言葉で検索した時に発見しました。
そこで、私はこの事実を何か活用できないかと考え、「GoogleやYahooで一番目に出てくる専門コラムです」ということをブログやTwitterで書きました。
すると、興味を持ってくれた人がいたのか、弊社のホームページに対するアクセス数が前日比約3倍に!
つまり、私は1円も使うことなく、ホームページへのアクセスを3倍にすることに成功したという訳です。
もちろん、弊社の見込み客になる人が「専門コラム」という言葉を検索するとは思えません。
このため、いくら「『専門コラム』でNo.1です!」と主張したところで、弊社にとっては「だから、どうよ?」ということかもしれません。
しかしながら、事実を伝えるということで、自社の価値が上がるということがあります。
先日も、あるクライアントさんとセッションを行っている時、「〇〇というサービスを新たに始めました」「△△社と業務提携しました」というお話が出てきました。
そこで、私が「すごいじゃないですか!それって、メルマガで皆さんに知らせましたか?」とお聞きすると、クライアントさんは「実はまだなんです・・・」
これって、すごいもったいなことです。
中小企業の場合、第三者から見れば「すごいじゃないですか!」と言うようなことでも、「えっ、そうなんですか?」という反応が返ってきたり、「どこにも知らせていません」といったりすることが少なくありません。
昔と違って今はいろいろな媒体があるので、それほどお金をかけなくても、時には無料でも、自社に関する情報を発信することが可能な時代です。また、自社にとっては当たり前のことでも他社にとっては画期的なことというケースがあります。
新入社員が会社に入って最初に教わるのが、報告・連絡・相談。いわゆるホウレンソウの大切さです。
しかし、会社という法人も広い世界の中の一員。貴社の商品やサービスを待っている人はどこかにいるはずです。
「こんなことあえて言わなくても」と躊躇するのではなく、社外に向かっても、自社の行動や成果について報告・連絡・相談することで、ビジネスチャンスは着実に広がります。
ところで、このコラムを書く前にもう一度「専門コラム」で検索したところ、このコラムはYahooでは一番目でしたが、Googleでは二番目に表示されていました。
ちなみに、Googleで一番目の専門コラムにアクセスすると「リクエストされたアーカイブには何も見つかりませんでした。」というメッセージ。
お金をかけて検索エンジン対策をしている訳ではないので、大きなことは言えませんが、実態のないページに負けるのはちょっと悔しいです(笑)。
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