ミセルチカラの磨き方
経営判断を支える「静かな違和感」との向き合い方
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。
新年度を機に新しく始めることはいろいろあるかと思いますが、
時間の区切りに関係なくずっと「続けていること」はどうでしょう?
私の続けていることの一つに「YouTubeショート動画」があります。マネジメント系とマインド系の2種類を合わせて、約460本。
ちなみに最新の動画はこちら
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「YouTubeショート動画」には「1分」という制約があります。
メルマガやブログでお伝えしていることを丸ごと「1分」に詰め込もうとすると、意味が分からなくなる!
これはもう動画としては致命的なんですけれど、それでも問題をクリアしつつ続けているのは、やっぱりお伝えしたいから。
「伝える方法を変える」ということで、自分にとってお馴染みの内容であっても新しい気づきがあったりします。
ショート動画の中でも繰り返し出てくるのは「自分の判断基準を持つ」というはなし。
「またか…」って思わないでくださいね。
短くギュッとしてお伝えしなければならない分、動画を作りながらも思うわけです。
「あった方がいいよね」と思う人はいるとしても「判断基準の元になるものまで考えるかな?」って。
自分の判断基準の元を認識できていないと、「自分と向き合う」とか「自分を深堀りする」というのは正論ではあるけれどピンと来ないのは当然かと思ったり。
- 価値判断の元になる幼少期の体験
- 親や周りにいた大人から無意識に刷り込まれている影響
- 育った地域や環境、常識から生まれる背景
- 自分の思考のクセや心理的な傾向
「こういうことが元になっています」って言うのは簡単。でもこれだって、「まぁ、そうなんだね」で終わるレベルです。
経営者であれば、「なぜ自分はこの判断を下したのか?」という問いを日々の意思決定の中で繰り返す方が、むしろ無理なく価値判断の根っこに辿りつけるかもしれません。
特に経営者は、ロジカルな意思決定が求められる場面が多いですね。
その分、「なぜ?」の元になる感情を切り離そうとするクセがついています。
でも実は、感情を丁寧に観察した方が、判断のブレが減っていくんです。
では、判断のブレはなぜ起こるんでしょうか?
「自分の価値判断の基準が分かってないから」というのは、これも正論。
「価値判断は分かっている」と思いこんでいる人であれば、否定や非難になってしまします。
言い方を変えて、「日常の自分の違和感を観察する」というのはどうでしょう?
「なんかモヤモヤした」
「言葉にできないけど引っかかる」
「違和感をスルーして後悔した」
なんてことは、あなたにもありますよね。
人は嫌なことに対しては敏感です。つまりこれは、自分の中の「感情がざわついている」証拠。
「違和感」は感情に気づくための自然な入り口になるということです。
「何にしても、自分の感情を見逃さないでください!」って言いたいのですが、今日は伝え方を変えてみます。
「ちょっとした違和感」を意識的に感じることで、自分の価値観と直結することにたどり着きます。そして、経営判断を支えることになるのは、「静かな違和感を聴きとる力」ということです。
あなたの違和感の正体、突き止めてみませんか?
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それでは、今日も1日お元気で。
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