ミセルチカラの磨き方
「思う通りの人生」を手に入れるためのデトックス思考法
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。
「Googleでの検索頻度が、ここ数週間で234%の増加!」
さて…これは、どんなワードだと思いますか?
「リベンジ退職」という言葉です。
「?????」ですよね。そもそも、「リベンジ退職って何?」と思いました。
しかしアメリカでは今、「リベンジ退職」が職場における一大トレンドになっているそうです。
「リベンジ退職」というのは、職場で仕事ぶりを認めてもらえないとか、職場に馴染めないとか、ネガティブな体験への対抗策という説明。「リベンジ」と聞くと、失敗を挽回するとか、再挑戦するという意味を思い浮かべますから、ちょっと違和感がないですか?
でも、元々の「仕返し」「復讐」という意味からすれば、会社に対して頭にきて、退職という選択をするということのようです。
日本でも年明け早々、「退職代行」を使って会社を辞める人が増えたというニュースがありましたが、問題の根っこは同じような気がします。
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共通するのは「現状に満足ではない」ということです。
仕事を変える、人間関係を変える、環境を変えることで「満足できていない現状を変えたい」が根っこにあると思います。簡単に言ってしまえば、「自分の思う通りではない」が現実。
「現状に満足できていないのはなぜか?」
「何に満足していないのか?」
ということを考えたら、人それぞれに理由があります。
「こんなことを言われた」「こんなことをされた」「こんな状況に置かれている」というような自分の外側で起こっている事象。
「腹立たしい」「つらい」「悲しい」「もどかしい」「イライラ」「モヤモヤ」というような自分の内側の気持ち。
どれか一つが原因というより、複合的にいろいろ積み重なって、ということになるかと思いますが、ここまでなら自分で分かる人もいます。
大事なのはここから先!
今自分の思う通りではないなら、まず「思う通り」がないといけません。思う通りにならないというだけなら、ただの不満だし愚痴で終わってしまいますから。
例えば、今よりもっと「お金がある」「もっと稼いでいる」が「思う通り」の状態とします。
「思う通り」のためには、支払ってくれる人や会社が無ければダメな訳で、「払うか払わないか」のコントロールは自分ではできません。そこで「もらえない」「稼げない」という状況が、不満や不安につながってしまいます。
ここで見方を変えます。
「自分にとってのお金って何?」
「お金」が単に生活のための糧ではなく、象徴するものは何かということです。
例えば…
・お金=名誉やプライド
・お金=自分への評価
・お金=世間からの承認
・お金=成功
どれが正解ということではありませんが、自分にとっては「ものすご~く大事なこと」なのです。
こういうことを分からないまま現状を変えようとすると、ただ「お金を稼ぐ」ための情報やノウハウに走ることになります。
自分の経験だけでなく、誰かの経験にも影響されたり、思い込みや常識にもまみれていますから、いろいろなことを考えてやっているようで、実は「比較検討」しているだけということもあるわけです。
お金を得ることによって、稼ぐことによって、何を得て何を満たしたいのかは人によって違いますし、大事である理由も違いますから、比較しても問題解決にはなりません。
これでは自分の「思う通りではない」というループの中で「着ぶくれ」してグルグル移動しているだけってかんじですね。
「デトックスセッション」でやりたいのは、この「着ぶくれ」解消。抱えている問題や課題をキーポイントに思い込みや常識を解体することで見えてくるものがあるからです。
今は数年に1度の寒波に襲われている日本ですが、春に向けて「自分の中の着ぶくれ解消」をしてはいかがでしょう?
「デトックスセッション」は「リベンジセッション」でもいいのかなぁ…と一瞬思いましたが、本来の意味だと「復讐」ってことになりますから…怖い、怖い。
では、今日も1日お元気で。
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