ミセルチカラの磨き方
「寿命100年時代をどう生きるか」に答えるとしたら
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。
12月に入りましたね。年々時間が過ぎていくスピードに驚きます。
「時間の経過を早いと感じるのは成長するにつれて新たな体験をすることが減ってるから」って「チコちゃん」が言ってましたけれど、歳を重ねてから新たな体験もけっこうしてるんだけどなと思いつつ、今日はこんな話をしてみようかと。
人生100年時代と言われるようになってからも随分経ちます。
「ライフシフト」という本がベストセラーになった頃に私はブログを書いたんですけれど、2018年2月でした…6年前です!
「寿命100年時代をどう生きるか」というその本の中では100年生きる人生にはいくらでも選択肢があること、いつでも新しいことに挑戦できることが書かれていました。
まぁ…簡単に言っちゃえばそうなんだけれど…。やっぱり100年生きるって大変なことです。最近は特に「100年生きるってすごいことだ!」そう思うようになりました。
私の母がお世話になっているホームでは95歳以上の方が18人と最も多い!
次いで91歳から94歳が17人。89歳の母は、年齢分布的にはちょうど真ん中ぐらいです。来年100歳を迎える方も4人いらっしゃるので、まさに「人生100年時代」なんですよ。
100年という人生を考えたときには、大事なのはその時間の長さだけではありません。
「ライフシフト」という本の中では、「人生の途中で新しいステージに移行するためにそれを成功させる意志と能力が必要」と書かれていました。
「意志や能力がない人はどうするんだ?」とつっこみたくなりますけれど、「自分はどう生きていきたいか」ということを明確に自覚しているかどうかということだと思うんです。
2018年に書いたブログの中でも本に書かれているこんな部分を抜粋して紹介していました。
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自分についてよく理解している人は人生に意味と一貫性を持たせる道を選びやすい。この一貫性は、継続性と因果関係である。
継続性は「自分の変わらない要素は何なのか?」ということ。
因果関係は「自分に起きたどの出来事が原因で変化が起きたのか?」ということ。
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お勉強的、教科書的ではありますけれど、私の理解としては、新しいステージ移行を成功させる意志と能力はあるかないかなんて大した問題ではないということ。
自分にとって「成功させる意志」の元になるものが何で、自分の「能力」をどうやって発揮するのかが分かれば良いだけ、知っていればいいだけのことだと思うんです。
もう突き詰めて言っちゃいますけれど、「寿命100年時代をどう生きるか」ってことの答えは「自分の心意気に沿って生きる」ってことなんですよ。
100年ライフのちょうど半分のところから人生大転換した私は今、確信を持ってお伝えすることができます!
母のホームでずっとお世話になっていた看護師さんが先日退職されました。
長年の看護師生活はお仕舞にするそうで「そういうお年頃なのよ」と笑いながらも、「あんなこともしたい」「こんなこともできる」とおっしゃっていました。
100年ライフとすると新しい人生は30年あります。まさに新しい人生のステージに移行されたわけです。なんかとっても素敵だと思いませんか?
「自分は100年生きるのは無理」とか「自分は100年生きられないから考えない」なんて言わないでくださいね。
「自分はこうしたい」「自分はこうありたい」に沿って生きていたら、やりたいことがたくさん溢れてくるはずです。そうなったら、100年だって短く感じるし愉しい…はず!
まず100年ライフのためには…今日も1日お元気で。
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