ミセルチカラの磨き方

2025/02/27

心が震えた瞬間をどう活かす?AIさんの実践から学ぶ

カテゴリー :紐付ける

心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。

AIさんが教えてくれた「心意気を活かす力」

祝日の朝、朝食を取りながらテレビを見ていたら、歌手のAIさんのインタビュー番組が始まって、ついつい食べる手を止めて見入ってしまいました。

みなさんもきっと耳にしたことがあるAIさんの歌は、エネルギーに溢れている印象です。

特に彼女が自ら書く歌詞は、前向きで直球ストレート。番組では聴く人にそう思わせる秘密が語られていました。

 

ロサンゼルスで過ごした高校時代に彼女が出会ったゴスペル。

ゴスペルで歌われる「ひとりじゃないから」「絶対に大丈夫だから」という歌詞にトラブル続きの留学生活が救われたそう。

AIさん曰く「閉じ込めていた感情を、ゴスペルを歌うことで出させてくれるから、すごくいいデトックスになりましたね。」

 

今年に入ってからデトックスをおススメしていますから「そうそう、めちゃくちゃ大事なことだよね~」とテレビに声をかける私。

留学生活で得たたくさんの人の思いやりや応援に「どれだけ自分が返せるんだろう」という思いを持って、歌手活動を続ける日々に「子育て」が加わります。

 

ある時AIさんが子供とバスに乗ろうとしました。

荷物が引っ掛かって困っていても誰一人助けてくれなかったとき、一人のおばあちゃんが「大丈夫?」と声をかけてくれて乗車を助けてくれたそう。おまけに1つだけ空いた席を譲ってくれようとまで。

まわりの人はみんな迷惑そうな嫌な顔して見ている雰囲気の中、おばあちゃんは「ほんと大変よね」って言葉を言ったそう。

その言葉に一瞬にして救われて、涙が止まらなくなったということを、この日も涙ながらに話していました。
 

この話、ここで終わってしまったらただの「思い出」「いい話」になってしまいます。でもAIさんはこの経験から「感じたことを実践する」、つまり「活かす」ということを今まさに実行されています。

仮に同じような経験をして同じような言葉をかけられたとしても、「あ~ありがとうございます」で終わることもあるわけです。でもAIさんにとっては一瞬にして救われたその「優しさ」が、ものすごいパワーになりました。

 

  • その時に必要なことばや、必要な振る舞い。
  • その時に欲しいやさしさや、必要な笑顔。

「今この時に必要」なことはどんなに小さなことであっても、それだけで人は変われるということを知って、今AIさんは「自分が声をかける」ことに活かしています。「あの日のおばあちゃん」と同じように。

自分の心が動いたこと、駆り立てられたことは自分にとっての原動力になるという、まさに「心意気を活かす」ということのお手本のようじゃないですか!

 

「Story」という歌の詞は「どうやったら、ありがとう以上のありがとうの気持ちを言えるのか」と考えて作ったそうです。

♪♪♪♪♪
一人じゃないから 私がキミを守るから
あなたの笑う顔が見たいと思うから
時がなだめてく 痛みと共に流れてく
日の光がやさしく照らしてくれる

♪♪♪♪♪

とってもシンプルですが、心に沁みますね。


自分の根っこにある気持ちに素直になってみる

今日はそんな1日にしてみてください。

では、今日も1日お元気で。
 

★関連する記事は
 ↓  ↓  ↓
自分の感情に素直になって口にすることは大人になると難しくなる
自分の感情に素直になって口にすることは大人になると難しくなる
子供の頃にはできても、大人になるにつれて感情を素直に口にすることが難しくなります。何も感じていない人なんていないはず。自分の感情や思考の癖に向き合って声にしていきましょう。

メールマガジンのご登録

ヒーズでは、弊社の日頃の活動内容や基本的な考え方をご理解いただくために、専門コラム「知恵の和ノート」を毎週1回更新しており、その内容等を無料メールマガジンとして、お届けしています。

上記のフォームにご登録いただければ、最新発行分より弊社のメールマガジンをお送りさせていただきます。お気軽にご登録いただければ幸いです。

最新の記事