ミセルチカラの磨き方
心が震えた瞬間をどう活かす?AIさんの実践から学ぶ
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。
祝日の朝、朝食を取りながらテレビを見ていたら、歌手のAIさんのインタビュー番組が始まって、ついつい食べる手を止めて見入ってしまいました。
みなさんもきっと耳にしたことがあるAIさんの歌は、エネルギーに溢れている印象です。
特に彼女が自ら書く歌詞は、前向きで直球ストレート。番組では聴く人にそう思わせる秘密が語られていました。
ロサンゼルスで過ごした高校時代に彼女が出会ったゴスペル。
ゴスペルで歌われる「ひとりじゃないから」「絶対に大丈夫だから」という歌詞にトラブル続きの留学生活が救われたそう。
AIさん曰く「閉じ込めていた感情を、ゴスペルを歌うことで出させてくれるから、すごくいいデトックスになりましたね。」
今年に入ってからデトックスをおススメしていますから「そうそう、めちゃくちゃ大事なことだよね~」とテレビに声をかける私。
留学生活で得たたくさんの人の思いやりや応援に「どれだけ自分が返せるんだろう」という思いを持って、歌手活動を続ける日々に「子育て」が加わります。
ある時AIさんが子供とバスに乗ろうとしました。
荷物が引っ掛かって困っていても誰一人助けてくれなかったとき、一人のおばあちゃんが「大丈夫?」と声をかけてくれて乗車を助けてくれたそう。おまけに1つだけ空いた席を譲ってくれようとまで。
まわりの人はみんな迷惑そうな嫌な顔して見ている雰囲気の中、おばあちゃんは「ほんと大変よね」って言葉を言ったそう。
その言葉に一瞬にして救われて、涙が止まらなくなったということを、この日も涙ながらに話していました。
この話、ここで終わってしまったらただの「思い出」「いい話」になってしまいます。でもAIさんはこの経験から「感じたことを実践する」、つまり「活かす」ということを今まさに実行されています。
仮に同じような経験をして同じような言葉をかけられたとしても、「あ~ありがとうございます」で終わることもあるわけです。でもAIさんにとっては一瞬にして救われたその「優しさ」が、ものすごいパワーになりました。
- その時に必要なことばや、必要な振る舞い。
- その時に欲しいやさしさや、必要な笑顔。
「今この時に必要」なことはどんなに小さなことであっても、それだけで人は変われるということを知って、今AIさんは「自分が声をかける」ことに活かしています。「あの日のおばあちゃん」と同じように。
自分の心が動いたこと、駆り立てられたことは自分にとっての原動力になるという、まさに「心意気を活かす」ということのお手本のようじゃないですか!
「Story」という歌の詞は「どうやったら、ありがとう以上のありがとうの気持ちを言えるのか」と考えて作ったそうです。
♪♪♪♪♪
一人じゃないから 私がキミを守るから
あなたの笑う顔が見たいと思うから
時がなだめてく 痛みと共に流れてく
日の光がやさしく照らしてくれる
♪♪♪♪♪
とってもシンプルですが、心に沁みますね。
「自分の根っこにある気持ちに素直になってみる」
今日はそんな1日にしてみてください。
では、今日も1日お元気で。
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