ミセルチカラの磨き方
「目的のない目標」ではずれるし、ぶれるし、行き詰まる
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。
相変わらずの夏日のなかでも、少し秋らしい感じもします。
猛暑中は活動していなかった蚊にとっては絶好の活動環境のようで、私は蚊の餌食になっています…油断も隙もありません。
- 人に序列をつける
- 都合の悪いことは隠す
- 共有すべき情報をシークレット情報にしたがる
- 自分の考え方ややり方が絶対
- 明らかな「命令」を妥当な「指示」と正当化する
- 同調しない者は排除する
- 男性だけで物事を進める
- 立場の弱い者に高圧的な物言いをする
- 立場の弱い者に明らかな無理を強いる
- 自分の身を守るための小細工は惜しまない
いきなりですが、この10項目を見てどう思われたでしょうか?
典型的な昭和の企業文化?
職場にいる昭和のおじさん?
ダメダメリーダーのよくあるタイプ?
どれも当てはまると思いますが、「ザ・昭和」スタイルです。
見方を変えれば、どれも当てはまるのはここに日本が抱える問題があるからとも言えますが、これは小さな小さなコミュニティ内にだって存在します。
「ザ・昭和」が良いか悪いかってことを言いたいわけではないのですが、会社にしろ、人にしろ、当たり前に染みついたやり方や意識を変えるっていうのは並大抵のことではありません。
時代の流れ的にはこういうものを「変えよう」「変えなくちゃ」と思う人もいれば、そう思わない人もいます。場合に寄っては「変らなくていい」が多数派ということもあるわけです。
「そういう現状を変えるために何が必要なのか?」とつらつら考えると、「やっぱり大事なのは目的だ」ということに行きつきます。「目標」ではなく「目的」です。
考え方ややり方が簡単に変えられないにしても、「目的」は自分自身で持つことも、複数人で共有することもできますから。
「いついつまでに〇〇を終わらせる」という目標。
「新規事業を立ち上げる」という目標。
「売上を〇〇円にする」という目標。
いずれにしても、「何のために」という目的の無い目標だけでは目先のことだけに囚われて、ズレる!ブレる!行き詰る!という事態に。その結果として、他人を振り回すことにもなるわけです。
「目的が大切」というのは、多くの人が言っていますし、私自身も繰り返しお伝えしています。
ただ、多くの人が理解していることであったとしても「しっかりした目的がある」「目的を持って行動する」ということとは別問題。
あ~そう…白状しますが…私もそうなんです。
「目的のない目標」を達成するためにアップアップしています。
「ザ・昭和」に巻き込まれて、振り回されて…。
政治の世界でも「三人寄れば派閥ができる」と言われているそうですが、住民コミュニティ内でも同じことが起こります。
派閥内の大きな力に抗えないように「それはおかしいんじゃない?」って思ったときにも黙るしかない。
クライアントさんに「目的が大事」って偉そうなこと言えるのか?と落ち込み、前期朝ドラの名台詞、「はて?」って言えない自分にも腹が立ちます。
なんだか愚痴のようになってしまいましたが、「目的を明確にすること」が担う役割の大きさは間違いありません。
私はこの問題をどう解決できるのか…乞うご期待!
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目先の目標だけに目が行きがちですが、目的があってこその目標。目先の目標に囚われて枝葉末節にこだわり過ぎず、そもそもの目的を忘れないようにしましょう。
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