ミセルチカラの磨き方

2024/08/29

伝えたいことを言語化できたら「制限」は「自由」に変わる

カテゴリー :プロファイリング

心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。

言語化できていないのはマイナス要因

熱戦が続いたオリンピックに続き、パラリンピックもスタートしました。

スポーツ観戦は好きな方ではありますが、パラリンピックの競技には名前を聞いたことがあっても、ルールを詳しく知らないものもあります。

私にとっては詳しくない競技のひとつが、ブラインドサッカー

パラリンピックでは「ブラインドフットボール」と言うようですが、視覚に障がいのある方がアイマスクをして、音の出るボールでプレーをするサッカーです。

 

「目からの情報が無い」

この状況でサッカーをすることは想像するだけでも難しい…

想像すらできないことではないでしょうか?

言い方を変えるなら、見えない分、他のことで補わなければならないということです。

その一つが「ことば」です。

 

ブラインドサッカーの要素を取り入れたワークショップを先日テレビで見たのですが、衝撃でした。

こんなにも伝わらないのか…という驚きはまさに笑撃!

ある動作をアイマスク着用の人にやってもらうというごく簡単なものですが、動作の情報を全て言葉で伝えなければなりません。

 

目からの情報があれば何の問題もなくすぐにできる簡単な動作なのに、アイマスク着用の人はまったくとんちんかんな動きをしてしまいます。

つまり、伝える人が「うまく言語化できない」ということなんです。伝える人は「自分では分かっている」のにまったく伝わらないわけですから、焦りますし、言えてないことにビックリもしています。

そのワークショップの参加者は「言語化」がどれだけ大事なのかということを実感するとともに、職場や家庭でどれだけできていないかということを反省する機会にもなっていたようです。

 

自分自身においても、ビジネスにおいても「見えない・見てない・見せてない」ところを言語化してないために伝えられていないということはよくあります。

「心意気を形にするコトノハ職人」としては、「人の想い」の部分を価値観や思考として言語化することに日々取り組んでいますから、とっても納得してしまいました。

 

私達はブラインドサッカーの「見えない」という部分を「見えないんだからこれくらいしかできない」と勝手な思い込みで「制限」と捉えてしまいがちです。

しかし、選手のみなさんにとってはまるで違う。

自由をくれる」のだそうです。目からの情報がないからこそ、選手は自分の考えで判断し、ピッチを自由に駆け巡ることができるからです。

「見えない」中で、言葉そのものや、言葉を発する声や、人の気配や視覚から得られるもの以外をフルに使って想像力を無限に働かせているからこその「自由」です。

 

言いたいこと、伝えいたいことがあっても上手く伝えられない、言語化ができていないのはマイナス要因ということになります。

それは、ブラインドサッカーに限らず、仕事の上でもまったく同じこと。

自分で感じて、考えて、行動するためには「言語化」が果たす役割は本当に大きいと思います。

 

はっきり言語化できていたら、「ある程度」「こんなもん」「このくらい」「そこそこ」「ここまで」と自分の勝手な思い込みや当たり前で、自分自身や自分のビジネスの可能性を潰すこともなくなります。

言語化はプラス要因にしかなりませんよ!

 

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パラリンピックのブラインドサッカーは、9月1日から予選が始まるようです。試合の迫力を見て応援したいですね。

では、今日も1日お元気で。

 

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