ミセルチカラの磨き方

2024/04/12

自分に対する他人の低評価も活用次第で自己成長の糧となり、仕事の幅も広がる

カテゴリー :セルフイメージ

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

正しく自己認識する
先月から始めたオンライン講座「セルフプロデュースであなたの強みを活かしきる」

始めるきっかけはある上場会社の役員の方がおっしゃった一言でした。

その会社で女性社員向けの研修をやらせていただく機会があったのですが、研修終了後、弊社の取締役は先方から

岩井さんはセルフプロデュースが上手いですね

と言っていただいたのです。


取締役はここ10年近く、

  • コーチング
  • マーケティング
  • 心理学

などを学んで、クライアントさんとの打ち合わせで力を発揮してきたのですが、

「自分がセルフプロデュースが上手い」

という自覚は持っていませんでした。


自分を認識する際

内面的自己認識:自分から見た自分に対する認識

外面的自己認識:他人から見た自分に対する認識

の2種類があります。

自分のことは本人が一番分かっているようで実は分かっていない部分もあります。


今回のケースは

外面的自己認識として「セルフプロデュース」というヒントをいただいた
 ↓
それを受け止めて仕事に活かそうと考えた

結果、オンライン講座を作ろうとなった訳です。


他人から見た自分に対する認識は自分ではコントロールできません。

特に今回のようにプラスの評価の場合は良いのですが、もし、「セルフプロデュースが下手だ」といったマイナスの評価の場合は素直に受け止められないのが普通です。

しかしながら、この場合も

外面的自己認識として「セルフプロデュース」というヒントをいただいた
 ↓
それを受け止めて仕事に活かそうと考える

ことはできます。


私は人から「セルフプロデュースが下手だね」と面と向かって言われたことはありません。

ただ、内面的自己認識として「セルフプロデュースは上手い方ではない」という自覚は大いにあります(苦笑)。


今回のオンライン講座は主に取締役が作りましたが

・セルフプロデュースが上手いと言われる人が作るもの

・セルフプロデュースが下手だと言われる人が作るもの

では同じような内容でも伝えるポイントや伝わるポイントが自ずとと違ってきます。


ここで申し上げたいのは、正しく自己認識すれば

高く評価されているものを活かす

あまり評価されていないものを活かす

という両面から仕事の幅を広げられるということです。


学んだことをすぐに仕事の成果につなげられるのはたいへん素晴らしいことです。

一方で、学んだことをすぐに仕事の成果につなげられないと落ち込むこともありますが、その苦労や痛みを経験することで同じような人に的確なアドバイスができることもあります。

したがって、自分ではコントロールできない他人の評価はたとえマイナスの評価であっても、必要以上に引きずらないようにしましょう。


いろいろなクライアントさんとお話していると、他人からの何気ない一言がきっかけとなって、本来その方が持っていた実力を存分に発揮できていないと感じるケースがあります。

人が成長を続けていくには「内面的自己認識と外面的自己認識のバランスが取れている」状況が良いと言われています。


例えば、

  • 自分が思っても見ないことで高く評価されたら、素直に「ありがとうございます!」と言って自分の内面的自己認識を上げる
  • 逆に予想外のことで低く評価されたら「貴重なご意見ありがとうございます!」と言って冷静に修正すべき点を見つけて改善し、内面的自己認識を上げる

という感じです。

特に後者の低い評価を自己成長につなげることができたら、仕事での成果は必ず大きくなります

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