ミセルチカラの磨き方

2024/03/14

自分を整えて「強み」を活かしきるには「強みを見つけて終わり」では足りない

カテゴリー :紐付ける

心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。

「強みを見つけて終わり」では足りない

3月に入ってからの方が真冬というかんじですが、今日あたりから暖かくなるようです。

桜の開花が待ち遠しいですね。

 

さて、開花のために核があるように、表面的に見えないけれど人にもちゃんとあります。

「軸とかありません。考えたことないです。」とはっきり言う人もいれば、「自分の強みは何だろう?」と言う人もいます。

いずれにしても、目に見えない部分のことです。

 

強みを見つける、長所を伸ばす、個性を磨く、自分軸をつくる、アイデンティティを明確にする、心意気を自覚する(弊社の場合です)…等々。

どんな言い方、どんな方法であっても、自分の核となる「コア」がはっきりすることは大事なことですし、そのことで大きな変化がある人もいます。

 

ただ、変化が長続きしない人もいます。

そして、こう思います。

「これは本当の強みじゃなかった」

「本当の強みは別にある」

 

いやいや~、そりゃそうでしょ~。

見つけることがゴールだったら変わるわけないでしょ~。(by心の叫び)

それに…私はこう思うんです。

身体を鍛えるためなら体幹トレーニングするのに、自分のコアの部分を活かしきるためのトレーニングはなんでしないの?…って。

 

体幹トレーニング」って一般的に言われます。

体の深い部分の筋肉(インナーマッスル)を鍛えることで、姿勢が良くなったり、スタイルがよくなったり、いろいろな効果があるからトレニンーグに励みます。

特にアスリートにとっては、強い体幹が体の強い軸。

体幹が弱い人は、ケガや故障が多いと言われていますから、強い体幹が大事であることは言うまでもありません。その人のパフォーマンスに大きな影響を与えますからね。

 

強い体幹が大事」という中で、私はものすご~く納得していることがあります。

 

体幹が弱いまま外側の筋肉を鍛えるとどうなるか?

手足の筋トレをすれば、腕や足は見た目にも分かるくらい変化があります。それと同時に、手足は筋力を得て重くなるわけです。

だから、体幹が弱いまま見えるところの筋肉が増せば、自分の体は重くなった手足に振り回されることになる!それを防ぐために、強い体幹を得るためのトレーニングをするってことです。

何て理にかなっているんでしょう!

そう言えば、マリナーズで活躍したイチロー選手は現役生活でのケガや故障って少なかったですよね。見た目には筋肉ムキムキではなかった分、体幹を強くしていたことが想像できます。

 

身体にとっての体幹を自分自身のコアとするなら、体幹を支える筋肉は感情と思考と言えます。

さらに、体幹が弱いまま表面上の筋肉だけを増やすと自分の重さで振り回されるというのは、コアがはっきりしないまま、ノウハウやテクニック、情報を増やしてパンパンになることと何ら変わりはありません。

身体を整えて最高のパフォーマンスにつなげるためには、「体幹トレーニング」を続けてその効果を維持します。自分を整えて「強み」を活かしきるためには、「強みを見つけて終わり」では足りないことが分ります。

 

「結局コアってはっきりしない」

とか、

「自分の強みを見つけたのになぜか上手くいかない」

「自分軸があるのになぜかブレて振り回される」

言うなればこの状態、体幹トレーニングをしていないってことです。

 

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それでは、今日も1日お元気で。

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