ミセルチカラの磨き方
セルフプロデュースで自分をご機嫌にして自然と力を発揮する
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。
毎シーズン目は痒くなるし、鼻が1日だけ壊れることもありますけれど、目はもちろん、鼻もすでに壊れている今年…本格的に花粉症かも。
さて、みなさんは「セルフプロデュース」というとどんなイメージですか?
特別な人がやること?
自分をアピールすること?
ブランディングと似てる?
ネットで調べてみると「セルフプロデュース」の最初に出てきたのはこれ。
セルフプロデュースは「自己演出」や「セルフブランディング」とも呼ばれ、自分が持っている個性や強みを分析し、それらを戦略的にアピールしていくことです。
イメージに近いものではありますけれど、「自己演出」「戦略的」「アピール」にはひっかかります。
個性や強みだけに限らず、自分自身を分析するというのは私の仕事。
さらに、自分の力を最大限に活かそうというのも私の仕事。
それを活かしてブランディング、マーケティングに展開するのも私の仕事。
全部をひっくるめて、「セルフプロデュース」と言えます。
ただ、私の考えるセルフプロデュースは「自分の良いところだけを集めて自分を演出すること」ではありません。
私がずっと取り組み続けているセルフプロデュースは「自分のコアを揺るぎない力にして自分を整えること」です。
自分の個性を発揮するとか、強みを活かすと言う場合、どうしても「良いところ」という意味合いが強いです。
でも、自分自身は「良いところ」だけで出来上がっていません。良いところを演出し続けるのは、いつかどこかで無理が生じます。
「自分を整える」ということは、無理を生まないということ。良いところは大いに発揮すればいいし、自分が嫌だなと思うところは、バネにして別の形にすればいい。
それこそが、セルフプロデュースだと思っています。
私は「セルフプロデュースが上手」って言われたことがあります。
クライアントさん自身のブランディングやマーケティングのことなら、ずっとやってきたことですから、とっても喜ばしいことです。
でも、その時言われたのは私自身のこと。
「セルフプロデュース?」 「上手?」
自分のこととなるとちょっと意外なかんじです。
ただ、そのときの意味は「自己演出が上手」ということではなく、私が活き活きと愉しそうにしているということ。
「若くない・経験ない・実績ない」の50歳から仕事を始めて、おまけに歌の活動までやっていて、自分の人生を謳歌している人に映るということのようです。
セルフプロデュースは「自分のコアを揺るぎない力にして自分を整えること」言いましたけれど、そのことで「いつでも自分がご機嫌でいられる」ということが何より大事なんです。
仕事も歌も私自身で選んできた道ですけれど、大事にしてきたのは、自分自身が「ご機嫌でいること」です。
「ご機嫌とり」「ご機嫌斜め」では、誰かとの間に問題が起こりますが、自分がご機嫌なら、自然に自分の力を発揮できています。そして自分がご機嫌なら、他人にも優しくできます。
私が「セルフプロデュースが上手」だったとしたら、それは私が特別だからではありません。自分にとってのご機嫌ポイントを知って無理を生まなかっただけです。
セルフプロデュースは誰にとっても大きな力になると改めて思います。
それでは、今日も1日お元気で。
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