ミセルチカラの磨き方
「自分だから言えること」や 「自分にしか言えないこと」を自分の言葉で伝えよう
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。
昨日から春本番の暖かさです。
こうなるとベランダに「黄色いストライプ」が出現するのもそろそろで…ゾッとします。
さて、みなさんは日常的に何かしらAIの技術を使ったり、意識したりということはあるでしょうか?
「AIの進化で無くなる職業」が話題になり始めて以降、知らず知らずの間に「勢力拡大」しているように思います。
私はと言うと、一番便利に使っているのは画像生成。そして、時々「ChatGPT」を使います。
チャット君(そう呼んでいます!)の回答は早いし、何度聞いても快く答えてくれますし、必要十分な働きです。
先日のこと、こんなお願いをしてみました。「この歌詞にタイトルをつけてください」って。
私は歌の活動をしていますが、オリジナル曲については自分で歌詞を書いています。
先に曲があって、曲に合わせて作詞をするスタイル。
今回はタイトルを決めないまま出来上がったので、初めてチャット君に聞いてみたというわけです。
するとチャット君は5つほどタイトルを提案してくれました。
歌詞の中からタイトルに使えそうな単語を選んでいます。
「ひっかかる言葉」のチョイスには感心したものの、私はまたチャット君に別のお願いをしました。
「歌詞の中で使っていない言葉でタイトルをつけてください」
「もちろんです!」というチャット君は、また5つほどパパッと提案してくれましたが、これはちょっと…というかんじ。
今回は「歌詞の世界観を反映した歌のタイトル」をチャット君が学習した中から選んだものです。過去のヒット曲データも学習しているでしょうから「良いタイトル」だったかもしれません。
「そもそも、そんな質問する?」ってところもありますけれど、私にとっては「これは違う…」でした。チャット君が選んだ言葉にまったく感情が動かなかったからです。
膨大な学習データから選んだ「適切な言葉」だったとしても心が動くとは限らない。何に感情が動くかは人それぞれに違いますから。
歌のタイトルに限りませんが、同じことを同じように質問したら、同じ答えをくれることになる可能性が大きい。
「誰もが同じ」になるのはつまらないと思ってしまいます。
同じことを同じように言うにしても、人であれば各々の人が各々の言葉で「自分だから言えること」「自分にしか言えないこと」を伝えられるんです。
私はやっぱりそこにこだわりたい!
「自分の言葉で伝えたら伝わる」と信じたいから。
「100のノウハウよりオリジナルのひとこと」と思うのはそういうことです。
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今や歌詞だって曲だってAIで作れる時代です。
でも例の歌のタイトル、私は私の言葉で「春茜ストリート」にしました。
「春茜(はるあかね)」とは、春の夕焼けのこと。
日本人の美しいものに対する表現にはステキな言葉があるんです!
チャット君の学習データには無いかも…?
では、今日も1日お元気で。
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