ミセルチカラの磨き方
自分の基準が曖昧だと言いたいことが上手く伝わらない
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。
12月も残すところ3分の2を切りました。
こういう言い方をすると焦ることもいっぱいあるんですけれど、「自分にとって大事なこと」を基準に優先順位をつけて年末に向かっているかんじです。
さて、この「自分にとって大事なことの基準」というもの。
みなさんははっきり言えますか?
「自分の基準」は、自分にとっては当たり前のことなので、あえてそれを言葉として明確にしていないことが大半です。それは言葉にしていなくても、感覚的に分かるから。
- 他人にとっては「変」でも、自分にとっては「普通」
- 他人にとっては「悪い」でも、自分にとっては「良い」
- 他人にとっては「厳しい」でも、自分にとっては「優しい」
- 他人にとっては「つまらない」でも、自分にとっては「楽しい」
自分なりの「基準」とか「定義」というものが必ずあります。
こういう話をする時にいつもシンガーソングライターの高橋優さんの話を思い出します。
彼が進路を決めるときに親や先生から言われ続けたのが「普通になりなさい」「普通になって」でした。
公務員になるとか、安定した職業に就くとか、いわゆる社会的に安定している思われることを選ぶ、それが、先生や親が言う「普通」の基準です。
でも彼の「基準」は違いました。
「夜中、山の中へギター一本持って行って歌を歌うことは僕にとっては普通なんだ!」
と言ったそう。
夜な夜なギター抱えて山の中で歌の練習をするという行為は、親や先生の基準とは違います。彼の基準は「奇妙」に映ったかもしれません。だから「普通になって」になるわけです。
彼は自分にとっての「普通」を伝え、その「普通」を貫くという選択をしたからこそ多くの人に歌を届けることができました。
だから…いつも繰り返し言っていますけれど、他人に伝えようと思ったら、「自分にとっての〇〇はこういうことです」と言えなければ、理解されないんですよね。
説明しても理解してもらえないとか、主旨が上手く伝わらないとか、そういう悩みを口にされる方がいます。
中には「分からない方がどうかしている」と言わんばかりの人も…。
…とは言え、「自分の基準」というものは分かるようで分からないというのが本当のところ。
自分にとっての当たり前だから思い込みが邪魔をするし、どうしたって客観的にはなれないのです。
例えば…あなたにとっての「普通」って何ですか?
自分にとっての「普通」が言えないとか、言ったとしてもまったく伝わらないのだとしたら、「自分の基準」や「自分の定義」が曖昧ってことです。
そんな時にはこちらを覗いてみてください。
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