ミセルチカラの磨き方
どういう状況で、どういう気持ちになったら 「認められた」と思えて満足するのか?
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。
ついこの間まで半袖の洋服を着ていたのに一気に冬の寒さですよね。
着るものにも困って…衣替えを急がないと。
さて、ちょっと前のニュースですが、男性から多額のお金を搾取する「頂き女子りりちゃん」が話題になりました。
詐欺ですから犯罪です。許されることではありませんが、犯罪ではないことに力を発揮できなかったのかと考えさせられることが多々ありました。
男性から搾取したお金はホストに貢がれたわけですが、1回ホストに使うのがびっくりするような金額です。ホストに言われるまま貢ぐことがヒートアップしていくのはそれが自分の存在する証になるからです。
男性から多額のお金を搾取するための方法は「頂き女子」とネーミングされ、マニュアル化したテキストとして売られていました。そのマニュアルを買って、実際にその通りにやって成功した人もいるというのは驚きです。
さらに驚いたことに、毎年内容はバージョンアップされています。小学生の頃からパワポが得意だったそうですから、マニュアルを作るのはお手の物ということでしょう。
・ネーミングの妙
・マニュアル化した成功するやり方
・それで得られた成功実績
まるで、ビジネスで言うところのマーケティングです。
そんな意識を持っていたら犯罪に手を染めることはないのでしょうけれど。
お金を搾取される側には「彼女のためにお金をあげる」ことで自身の存在意義があり、多額のお金を搾取した側には「ホストにお金をあげる」ことで自身の存在意義を確認できた。それぞれが「承認欲求を満たした」ということになります。
もちろん犯罪ですから肯定するつもりはありませんが、誰もが「認められたい」「大切にされたい」と思っています。誰かにとっての「大事な存在でありたい」と思うのは自然なことです。
ただ、どんなことでどんな風に認められたいのかは人によって違います。言い換えれば、どういう状況で、どういう気持ちになったら「認められた」と思えて満足するのかということ。
ビジネスにおいて「認められてない」という状況は
「正当な評価をされていない」
「努力が報われない」
「売上が伸びない」
というようなことになるでしょうか。
そのような状況になった時、落ち込んで自分を責める人もいれば、逆に自分を発奮させる人もいます。どちらが良いか悪いかではなく、それはどちらであっても「認められたい」からスタートしています。
もっと言うなら、認められることによって得たいことがある、満たしたいことがあるということ。
自分にとっての得たいこと、満たしたいことは何ですか?
それが分かって自覚していたら、いくらでも自分の能力や才能を活かせます。「認められていない」と思わなくても、認められる状況になるはずです。
承認欲求の元が分かっていなかったから詐欺に手を染めたとは言いませんが、自分の持っている力を別の形に変えて、別の活かし方があったはずだと思わずにはいられません。
自分で自分を認めることも、他人が自分を認めてくれることも、どちらも必要なことですから、自分にとっての「認められたい」の元を知っておくことは経営者にとっては大事なことです。
本当の意味で「お客様のため」「社員のため」と考えるなら、なおさらです。なぜなら「自分が満たされていなければ、他人を満たすことはできない」からです。
自分の「認められたい」のポイントはどこにあるのか?
知っておきたいと思えばすぐに分かります!
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では、今日も1日お元気で。
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