ミセルチカラの磨き方
桜戦士を見習ってあなたも言葉の力を信じてみませんか?
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。
今月29日にはいよいよ決勝を迎えるラグビーワールドカップ。
日本代表チームの戦う姿にみなさんも胸を熱くして応援していたと思います。
日本代表チームが惜しくもベスト8進出を逃した後、「言葉の力で桜戦士団結」という新聞記事を読みました。
代表チームは多国籍です。目標に向けてビジョンを共有し、困難に立ち向かうための結束をもたらしたのが言葉の力だったそうです。
例えば、「侍タイム」。
厳しい局面を耐え抜く勇気と自信を「侍」に重ねたもので、苦しい試合展開の中で選手同士が鼓舞し合うための言葉。
「そうそう、言葉にすることは大事!」
そんな気持ちを噛み締めながら熱戦を振り返りました。
人は「感覚」であったものが言葉になった時には理解できるので、「取り扱い可能」になると言えます。
「なんとなく分かっている」とか「分かっている気がする」というのは結局のところモヤ~っとしています。だから、気持ちや考えがあっちへ行ったりこっちへ行ったり。
桜の戦士たちで言うなら、言葉の力を使って、日々の練習、取組姿勢、試合すべてに取り込むことができるということだと思います。
だからビジョンは個々の選手からチームにも波及する。
自分の事として考えたらどうでしょうか?
自分のビジネスとして考えたらどうでしょうか?
「言葉の力を使えているか」ということです。
自分が目指すことを言葉にできているとしても、自分の日々の生活や自分の仕事に取り込むことができるレベルの言語化ができていると言えますか?
熱い想いや目指す方向はなんとなく分かっていても、言葉にできていないという人もいると思います。
言語化できているのに、まだモヤ~っとしていたり、自分の目指すことと現実にチグハグがあるとしたら、言語化するための分解や分析が不十分ということです。
頭で理解できたとしても、「つまり…どうしたらいいわけ?」となって自分の日常や仕事と紐づけできないままなら、それもまた言葉の力が発揮できない状態です。
世界を舞台に戦うラグビー選手は個々の能力も技術もトップレベルの集団。
ワールドカップで最高の力を発揮するために言葉の力が大きな役割を果たしているなら、私達が「言葉の力」を活かさない手はないのです!
こう言っておきながら…この言語化の難点は自分だけでやろうとするとかなり難しいということです。
自分の視点や観点はかなり限られていること。
そして、自分のボキャブラリーだけで言語化は難易度が高いこと。
そもそも、分かっているつもりのモヤ~っとしていることは、自分が持っている語彙だけで表現できていない現実があるわけですし。
耳障りの良い言葉を作るだけなら自分でもできます。きっとAIに聞いたら、あっという間に教えてくれるかもしれません。
でも、言語化は「簡単な作業」ではありません。本気で向き合って考え抜かないといけないからです。
それでも本気で考え抜いた言葉は、ずっと自分を支え、ビジネスの核となり、組織としてチームをまとめ続けます。
桜戦士を見習ってあなたも言葉の力を信じてみませんか?
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コトノハ職人岩井洋美は、この言語化、得意ですし…大好きです!
では、今日も1日お元気で。
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