ミセルチカラの磨き方
八方ふさがりの状況から抜け出したいなら八方美人をやめる
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
長年会社経営をしていると、今年の大谷選手のように「何をやっても上手くいく」時もあれば、不倫問題で話題の某シェフのように「何をやっても上手くいかない」時もあります。
このような場合、算命学や占星術に詳しい人に相談すると、「今年は天中殺だから我慢しましょう」といったアドバイスをくれることがあります。おそらく人にはバイオリズム的なものもあるので、健康面も含めて、好調な時、不調の時はあるかと想像しています。
一方で、会社経営の場合、
何をやっても上手くいかない八方ふさがりの時、「今は天中殺だから何もしない」という訳にはいきません。そして、仮に人の宿命的なものがあるとしても、その宿命をどのように解釈して、どう行動するかはあくまでその人次第です。
私は算命学や占星術の専門家ではありません。
このため、八方ふさがり状態の経営者に「あなたの宿命からすると…」といったアドバイスはしていません。
けれども、必ずお伝えしているのは「八方美人はやめましょう」です。
誰だって嫌われるにはイヤです。それは、相手がお客様であれ、社員であれそうです。
また、お金だって無尽蔵にある訳ではありませんし、家族との時間を大切にしたい方もおられるかと思います。
けれども、八方ふさがりの状況では、まずは何かを捨てない限り、壁はやぶれません。
したがって、
・お金:いくらまでなら損をしても良いのか
・時間:どのくらいなら集中して頑張れるのか
を見定めた上で、やることを決め、「その結果、〇〇さんに嫌われても仕方がない」と割り切れるかどうかが鍵です。
八方ふさがりの状態では、少なくとも、今のやり方の延長線上では問題が解決できません。その際、解決の方法を探すのが一般的です。
しかしながら、どんなに良い解決方法が見つかっても、「これをやると、社員が辞めてしまうかも」といったように、なにかしら躊躇する要素があると、せっかくの解決方法も途中で上手くいかなくなります。
八方ふさがりのまま、良い人で終わってしまうのか。
たとえ、一部の人から「あの人は変わってしまった」と思われても、八方ふさがりの状況から抜け出して新しい道を切り開くのか。
大谷選手の二刀流に当初は批判的だった人も最近では「オオタニさ~ん、スゴイ!」と口を揃えています。それは彼が自分の信念に沿って行動し、結果を出したからです。
経営者も最終的には会社の業績という結果で他者からは評価されます。しかしながら、自分の人生に対する評価はあくまで自分が最終的な評価者。
・お金:いくらまでなら損をしても良いのか
・時間:どのくらいなら集中して頑張れるのか
を見定めた上で、開き直って行動を加速することで、八方ふさがりを突破できます。
★「いまさら他の経営者には相談できないし、ましてや社員には話なんかできないけれど、現状を変えていきたい」という方は「こちら」もお試しいただければと思います。
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