ミセルチカラの磨き方
自己肯定感が高いか低いかなんてどうでもいい?
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。
それにしても、連日厳しい暑さです。
年々夏の暑さがびっくりレベルになっているように思います。
ある意味これも「アツい」と言えるんでしょうが、最近よく「推し活」という言葉を耳にするようになりましたね。
7月8日の日経新聞の記事によると、偏愛ぶりを発揮して応援するの「オタク」と呼びあうようになり、そのうちその偏愛を「萌え」と言うようになったそう。
ただ「萌え」は心理的なものだし、ひとりでこっそり応援するというかんじから同じ好きをみんなで応援する活動に転じて、今は「推し活」に。
その記事の中で目に留まったのは「推し活」の社会的意義としてあげられていた自己肯定感を上げる効果です。
好きなことを信じることで自分のもことも信じられるようになるから、自己肯定感の低さが問題になっている今意義があると記事はまとめられていました。
「あぁ~、また自己肯定感か…。」と思った私。
自己肯定感が高いとか低いとか、気にし過ぎなんじゃないかと思っているからです。
「自己肯定感」を普通に言ったり使ったりするようになったのは、いつからなんでしょうか?
心理学とか専門的学問の中では言われていたとしても、「自分の自己肯定感が低い」なんて自ら言う人は多くなかったはずです。
そもそも、「高い低いの基準って何?」って話ですよ。
目に見えて分かるものじゃないですし、誰かが決めた基準じゃないですか。
自己肯定感のチェックリストもありますが、そのチェック項目だって誰かが決めたものですからね。
チェック項目が「当てはまる」と思ったとしても、「当てはまり度合い」っていうレベル感は人によって違うし。
だから、チェックの数で決めることにも違和感があります。
基準やパターンがあった方が理解しやすいのは分かります。でも、自己肯定感が高いとか低いとかの決め手は誰かが決めた基準との比較でしかないんです。
新聞記事には「若者の自己肯定感の低さ」とありましたが、現代は比較する材料も機会もツールも山ほどありますから、誰にとっても「比較する」ことが簡単です。
厳しい言い方をするなら、比較することで何らかの答えを見つけることが自分への言い訳にもなります。
「自己肯定感が低いから」って。
「推し活」にアツくなっている時に自己肯定感が高いか低いかなんて考えていないはずです。
「推し活」の理由はそれぞれ違うにしても、好きの才「心底やりたくてやり続けることができる才能」を発揮していることになっているわけです。
だから、結果として自己肯定感が高い状態になっているというだけのことです。
自己肯定感が高いか低いかなんて、私自身はどうでもいいと思っています。
自己肯定感のチェックリストの質問を見ると、好きの才を発揮するための心意気の「モヤモヤ状態」ばかりが並んでいるから。
そりゃ~、力も発揮できないし落ち込むのも当然よねって思っています。
自己肯定感を高めるためにどうするかなんて考えるより、好きの才を発揮して知らない間に上がってました!
っていうほうがずっと自然だと思うんですけどね。
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今日も1日お元気で。
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