ミセルチカラの磨き方
好きの才をのばしてビジネスに活かそう
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。
「自民党をぶっ壊す!」
と言った小泉純一郎元首相。
ご記憶の方も多いかと思いますが、「自民党を変える。日本を変える。」と言っていたのは、ナント2001年のこと。
20年以上経っていることに、驚きました。
組織や国を変えることはもとより、一個人であっても「変える」というのは難しいことです。
人は基本的に「変える」ことを嫌いますから。
だけど、私は50歳から今の仕事をスタートして20年のちょうど半分、10年が経って、ちょっと「壊したい」気持ちに駆られています。
これまで変わらずお伝えしてきたのは
「自分を深く知ろう」
「自己認識力を上げよう」
「自分の価値観を言葉にしよう」
いうことです。
お伝えしてきたことに間違いはないのですけれど、私自身の10年を振り返ってみた時にズバ~っと核心をついたことを言いたくなりました。
お伝えしてきたこともひとつの手段かもしれない。
手段を支えていた本当に言いたかったことがある…。
これです!「好きの才をのばす」
「好き才」とは単に好きなことを思い通りにやることではありません。「心底やりたくてやり続けることができる才能」のことです。
専業主婦としての20年間を経て50歳で仕事をスタート。
ビジネスに必要と思われるスキル、ノウハウ、知識はありません。経験も実績もありませんから、ゼロから積み上げるしかないという現実。
私には「好きの才をのばすしかなかった」んです。この10年はずっとそのことに集中してきたとも言えます。
そこで、ムクムクと湧き上がってきた「壊したい」気持ち。
「自分を知ろう」と言われても、知りたくない人もいます。
「自己認識力を上げよう」と言われても、理論だけ分かって行動できない人もいます。
それだったら、「好きの才をのばすだけでいいんじゃないか」と思ったわけです。
いろんなことは後付けで分かってもいいと。
大事なのは分かることではなく、自分のビジネスや人生に活かすことですしね。
この「好きの才をのばす」ということに集中して、ものすごい結果を出している人を私たちはよく知っています。
そう、大谷翔平選手です。
「好きの才」は、「心底やりたくてやり続けることができる才能」のことですから、大谷選手は「まさに!」ですよね。
野球に対する気持ちも取り組み姿勢もきっと子供の頃から変わっていないはずです。二刀流だって「好きの才」という見方をすれば、それは彼にとっては当たり前ということです。
「才能に恵まれた大谷選手だからできるんでしょ」と思われるかもしれませんが、「好きの才」の一番良いところは、時に忘れることがあっても絶対に失うことがないこと。
大谷選手は今もずっと「好きの才をのばし続けている」だけなのかもしれません。そのための鍛錬や努力は、好きの才をのばすためのひとつの方法でしかないと思います。
連日大谷選手の一挙手一投足が報道され、誰もが憧れの目を持ち、注目するのはなぜでしょうか?
「好きの才」を最高の形で発揮しているから
私はそう思って大谷選手のニュースを見ます。同じニュースを繰り返し見たってワクワクしますから。
この10年「好きの才」だけで続けてきた私は「好きの才をのばそう!」と言うことにします。「好きの才をビジネスに活かそう!」と言うことにします。
それでは、今日も1日お元気で。
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