ミセルチカラの磨き方

2023/06/01

「できない」や「できるわけがない」をスタートにしない

カテゴリー :セルフイメージ

心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。

「できない」「できるわけがない」をスタートにしない

「なぜこんなに気持ちがモヤモヤするんだろう?」

ということが、みなさんにも多かれ少なかれあると思います。

そういう時、この「なぜ」を考えたり想像したりするわけですが、私も自分のモヤモヤを解明しました。

 

「どちらを大事にするかは考え方次第だと思います」

還暦ライブの当日、会場となったお店の方から言われたひとことです。

 

お店として、何が何でも守らなければならないことが「ライブ終了後3時半には完全撤収」でした。

そこで、「考え方次第」という二択を迫られることになりました。

・ライブを優先して、ライブ後のお客様との時間を縮小

・お客様との時間を優先するなら、ライブ時間を縮小

 

本来なら、どちらかを優先するというものではないはずです。どちらも大事なことであることは明らかですが、それでも選択を迫られるには理由がありました。

演奏曲数が多いこととお客様の数が多いことです。

「2時45分にはライブを終わらないとお客様のお見送りをして3時半の完全撤収はできない」

きっとこれまでのたくさんの経験上からの事実なのだと思います。その事実に基づけば、どちらを優先するかの選択も正論です。

 

いつも「経営者の正論はときに社員を傷つける」と言っている私がまさにその状況。

私自身は「正論に傷ついた」と言うよりも、「できない」「できるわけがない」が大前提になっていることに大いにモヤモヤしたのです。

絶対守らなければならないことを脅かす条件が揃っているわけですから、それを避けるための対策を事前に打つことも理解はできます。当然のことではあります。ただ、気持ちはついていきませんでした。

 

「衣装替えはしますか?」

「する予定ですけれど…」

「あぁ~そうですか(がっかり感満載)」

「??(なんでがっかり?)」

「…休憩時間なしにできませんね」

 

「お見送りに時間がかかったとしても3時半には完全撤収してください」

「ハイ…(何度言えばいいんだろうか…)」

「衣装を着たままでも控室は空けてください」

「…衣装のままですか?」

「3時半には完全撤収です」

 

こんなやりとりがライブ開始直前まで続くことになり、ひたすら時間を気にすることになったのは否めない。

超特急ライブになってしまったかんじです。本番の記憶がないくらい…。

 

お店の方を責めるつもりもありませんし、文句を言うつもりもありません。お世話になったことへの感謝にも変わりありません。

会社の立場という見方をすれば、「責任を持って自分の仕事を全うする」に徹した仕事ぶりと言えますから、立派な社員です。

 

ただ、私自身としての反省点は、自分とのスタンスの違いをひっくり返せるだけの力も経験もなかったということです。「振り回されてしまった」という事実を認めないわけにいきません。

改めて、自分にとって大事なことがよくわかりました。

初めから「できない」「できるわけがない」をスタートにしない。

これです!これが私にとっての大前提です。

 

プライベートであっても仕事であっても、それは変わらないし、私の生き方であり、やり方なのだということです。「できるためにどうするか」を考えたい。

ビジネスも同じ。

「できない」「できるわけがない」を突破したいなら、「できるためにどうするか」を考えましょう!

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現状を突破し、ブレイクスルーするためのセッションは「こちら」になります。

 

それでは、今日も1日お元気で。

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