ミセルチカラの磨き方
価値を伝えることを深く考えたことがありますか?
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。
ビジネスにおいて「価値を伝える」ということは、当たり前のように言われるようになっています。
・価値を提供する
・価値を高める
・付加価値をつける
誰もが「そんなこと分かっています!」と言ってしまうレベルで「価値を伝える」は浸透しているように思うのですが、具体的に「価値を伝える」について深く考えたことがあるでしょうか?
多くの人は「価値は伝えている」と思っています。でも、「何を価値とするか」によって、お客様に届ける価値は当然のことながら違ってくると思うんです。
できることなら、みなさんに聞いてみたい。
あなたがお客様に届けたい「価値」とは何ですか?
「これができる技術はうちだけです!」
「こんなに早くできて効率的です!」
「お値段はこんなに安く抑えられています!」
とできることを並べるかもしれません。
「これです!」
と目に見える商品を見せるかもしれません。
ここでちょっと疑問に思うことがあります。
「価値を伝える」ことと同じように、お客様には「メリットではなくベネフィットを提供する」ということもよく言われていますが、この「価値」「メリット」「ベネフィット」はどう違うのでしょうか?
それぞれはなんとなく似ているようで、なんとなくの理解になっているということはないでしょうか。
お客様にとっての「メリット」は「商品やサービスが提供する特徴や売り」です。
そして、お客様にとっての「ベネフィット」はメリットの先にある満足感・うれしい変化・プラスの体験。
つまり、「価値」として「この商品はこんなこともできます」「このサービスではあんなこともできます」と伝えているだけでは、お客様はメリットとしか思わないわけです。
メリットの先にある満足感やうれしい変化を感じてもらう、少なくともそういう未来があることを想像してもらうということができて初めて、ベネフィットになるわけです。
日頃から「価値を伝える」ことについて、機能価値と感情価値の両方が必要だということをお伝えしています。
なぜなら、機能価値として商品の機能や性能、サービスの特徴だけを伝えてもお客様がベネフィットと感じ難いからです。
今、「Flagshipをつくろう!」という自社の看板商品をつくるプロジェクトをスタートしていますが、新しい商品やサービスにしても、既存のものにしても、お客様が「ベネフィット」と感じなければ売れません。
「ベネフィット」と感じてもらうために何を伝えるのか、何を見せるのか、何を魅せるのかを考え抜いて初めて「価値を伝える」ことができるのです。
今一度お聞きします。
あなたがお客様に届けたい「価値」とは何ですか?
しっかりと伝わる言葉にして伝えられていないようでしたら「Flagshipをつくろう!」」の説明会にご参加ください。きっと何かしらのヒントを見つけていただけると思います。
次回は明日の開催ですが、説明会日程は追加してまいりますので。
では、今日も1日お元気で。
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