ミセルチカラの磨き方
経営者は「すべて他人のせいだ」と考えよう!?
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
すべて自分のせいだと考える。
経営者に求められるマインドと言われています。
- 売上が上がらないのは自分のせい
- 社員が働かないのは自分のせい
- 資金繰りが回らないのは自分のせい
会社の場合、最終的な責任を負うのは代表取締役である経営者。
このため
- 売上が上がらないのは景気が悪いせい
- 社員が働かないのは社員のせい
- 資金繰りが回らないのはお客様のせい
と考えるよりはずっと前向きで生産的です。
しかしながら、まじめな経営者の場合、何でもかんでも自分のせいと考えるのはかえって危険です。
問題が起こった時に、自分のせいだとは考えずに、他人のせいだと考えることの問題点は
その時点で思考が止まる
↓
批判するだけで行動しない
ことです。
一方、何でもかんでも自分のせいだと考えすぎると
何をやっても自分はダメだ
↓
その時点で思考が止まる
↓
悩むだけで行動しない
となるケースがあります。
これは人の思考の癖なので、良いか悪いかではありません。
けれども、問題は行動につながらないことです。
このため、もし、自責の念が強くて考えすぎて行動が止まってしまうタイプの方は
- 売上が上がらないのは景気が悪いせい→だったから、どうすれば売上が上がるのか?
- 社員が働かないのは社員のせい→それなら、何をすれば社員はもっと働くのか?
- 資金繰りが回らないのはお客様のせい→もし、お客様が商品を買ってくれないなら、次に打てる手は何か?
という形で捉えた方が行動につながります。
世の中にはいろいろな情報が飛び交っています。その中には成功した人がよく口にする名言なども含まれています。
しかしながら、その名言や教えをその通り実践しても上手くいかないことがあります。
会社経営で言えば、
経営者の思考が止まる
↓
会社としての行動が止まる
ことは絶対に避けなければなりません。
もし、「すべて自分のせいだ」と考えることで必要以上に悩んでしまう人は
悪いのは自分ではない
↓
すべて他人のせいだ
↓
それを前提に、自分ができることは何か?
と発想を切り替えてみてはいかがでしょうか。
いずれにせよ、経営者は会社経営に関して重い責任を負っています。
そこの部分が腹落ちできているのであれば
上手くいかない原因は自分以外のところにある
↓
自分ならその原因に対して対応策を立てられる
と思うぐらいで良いのではと思います。
弊社では感情の動きと資金繰りの流れを整えることで会社の成長につなげる仕事に取り組んでいます。
会社経営においては
・キャッシュ・フロー
・セールス・フロー
・マネジメント・フロー
という3つのフローから捉えて、優先順位をつけると問題解決が実現します。
どこから何をしたら良いのかが分からない場合、仕事の優先順位を明確にする「3つのフロー診断」を1on1で実施しています。
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第三者と対話することで、自分の思考の癖も分かり、問題解決への道筋が見えてきます。
なお、「3つのフロー診断」では弊社から何かをセールスすることはありませんので、お気軽にご利用いただければ幸いです。
ヒーズでは、弊社の日頃の活動内容や基本的な考え方をご理解いただくために、専門コラム「知恵の和ノート」を毎週1回更新しており、その内容等を無料メールマガジンとして、お届けしています。
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