ミセルチカラの磨き方
深堀りして紡ぎだす言葉に感動したことがありますか?
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。
「深堀りする」という言葉を使うことが、みなさんにもおありでしょうか?
私は使うことが多いと思います。
・自分自身を見つめて深堀りする
・経営の方向性を深堀りする
・商品を深堀りする
・サービスを深堀りする
この「深堀り」は、いろいろな視点や角度から考え抜くという意味で使っています。
先日友人が「自分自身を深堀りした」という話をしてくれた時、「深堀りね…」というモヤッとした空気感がありました。
自分自身を改めて見つめ直す時に過去から現在までの年表のようなものを作ったり、スキルや経験を棚卸したり、適正チェックができるツールを使ったり、今やいろいろな方法があります。
友人はコーチングを受けて、子供の頃からの話をしたようなのですが、「親との関係性」が話の中心にあったようです。
彼女が受けたコーチングでは、親から言われたりされたりしたことでトラウマになるような記憶の部分の話を特に重要視されていたみたいです。言い方を変えれば、親との関係という「一点集中の深堀り」ということです。
私の友人は、親との関係性は良かったので、特に思い当たることがなかったそうですが、「ないわけがない」というスタンスでの深堀りですから「あえて言うならこれかな…」という話をしたとのこと。
その「あえて…」の話から、現在の自分を見つめていったところ、彼女の中になんとなくモヤッとしたものが残ってしまったようです。
そりゃそうですよね。「過去から現在がつながった」と言うよりは「後付けでつなげた」かんじですから。
あえて思い出した話であっても、本当に今の自分につながるようなことだったら、思い出した時点で「あぁ、そうだ!」っていう納得感があるはずなんです。
良いにつけ悪いにつけ、感情が駆り立てられたってことですから。
私もプロファイリングをする時には子供の頃からのお話を伺いますので、親からの影響が大きいことはよく分かります。
でも、そこだけの一点集中の深堀りだけでは大事なことを見落としてしまうことも知っています。
「そのことで自分の感情が動いていないのなら、全てが今の自分に影響しているとは限らないよ。」
友人にはそんなことを言いながら、ちょこっとプロファイリングをしたら「深堀りのモヤッと」は解決。
でも、「深堀りもかぁ…」って思っちゃいました。
言葉選びはとことん考え抜くコトノハ職人としては、捉え方の違いが「こんなところにも!」ってかんじです。
深堀りするということは『いろいろな視点から、あらゆる角度から考え抜く』ということです。
自分のことにしても、会社のことにしても、商品やサービスにしても「深堀り」の末にでてきた答えは言葉一つ一つに感動するものなんです。
「心意気ピラミッド」は自分を深堀りして言葉に落とし込んだものですが、先日完成させたクライアントさんがこうおっしゃいました。
「自分の心意気ピラミッドを見たら涙がでました」
あなたは、深堀りして紡ぎだす言葉に感動したことがありますか?
「これって経験した人しか分からないものです」って言ってしまうと身も蓋もありませんけれど、「そんな経験してみたい!」という好奇心にワクワクできる人なら感動できると思います!
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では、今日も1日お元気で。
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