ミセルチカラの磨き方
結果で一喜一憂することから「あと一歩!」踏み込む
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
サッカー日本代表に関する報道を見て感じることは「結果によってストーリーが変わる」です。
・ドイツやスペインと同じグループに入った→予選突破は難しい
・ドイツに勝った→予選が突破できそうだ
・コスタリカに負けた→やっぱり予選突破は難しい
・スペインに勝った→ベスト8はいけそうだ
結果的には決勝リーグでクロアチアに負けて、今回もベスト16止まりでしたが、強豪国を倒したこともあって、「日本の取り組みは間違っていなかった」というストーリーが主流です。
しかしながら、どの試合も僅差の試合ばかり。ちょっとした違いによって、当初に想定されていた予選リーグで敗退という結果も充分にありえました。
日本は第二次世界大戦で大きな痛手を被りました。
今の世の中では、第二次世界大戦後という構造の中にいるため、日本はいまだに「敗戦国」という位置付けられている側面があります。
そして、歴史という大きなストーリーの中で見た時には、日本が日露戦争に勝利したことが第二次世界大戦で負けたことに繋がっているとも言われています。
つまり
日露戦争は薄氷の勝利だった
↓
いろいろな偶然が重なって勝ったにも関わらず、日本の実力を過大評価する人たちがいた
↓
結果的に無謀に戦線を拡大する失敗を犯して第二次世界大戦で負けた
というストーリーです。
Jリーグ発足以来の日本のサッカーの取り組みを見ていると、選手たちの実力は格段にレベルアップしています。それは事実として、欧州の強豪チームでレギュラーとして活躍する選手が複数いることでも分かります。
しかしながら、各国もそれぞれ強化策を実施しており、日本がレベルアップしている以上にサッカー大国と言われる国々のレベルも上がっています。
それゆえ、大切なのは
事実と解釈を分ける
↓
事実に基づいて対策を立てる
という姿勢です。
おそらく日本代表チームの監督や選手たちは既にできていて、冷静に対応しています。
しかしながら、報道等を見ていると、「このまま行けば、次のW杯ではベスト8以上は確実だ」という雰囲気がなんとなくできているのが気になるところです。
未来に向けたストーリーは人の解釈によって作られます。そして、どのように事実を解釈し、どのようなストーリーを紡ぐのかは人の自由です。
しかしながら、
事実と解釈を分ける
↓
事実に基づいて対策を立てる
という姿勢を忘れてしまうと、かつての日本のように大きなしっぺ返しを受ける可能性があります。
人間である以上、結果によって一喜一憂することはやむを得ないことです。
けれども、一喜一憂した後は周囲の空気に流されず、冷静に次の一手を打つ習慣を身につけましょう。
なお、事実に基づいて、どのようなストーリーを紡いでいくかという点では「プレスリリース」も同じです。
そして、プレスリリースの場合
・出した結果、メディアに取材された:◯
・出したけれど、メディアに取材されなかった:×
という単純に判断するのはすごくもったいないです。
弊社では、経営資源に限られている中小企業こそ、もっとプレスリリースを有効に活用したほうが良いと考えております。
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