ミセルチカラの磨き方
自分の感情ほど自由で制限のないものって存在しない
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。
立冬を過ぎても日中の暖かさはありがたいですね。
朝晩の冷え込みで、既に窓の結露対策が始まっていますけれど。
さて、先月発売になりました『「心意気」から始める経営改革のススメ』ですが、いち早く読んでくださった方からちらほらとご感想をいただいています。
読んでくださった方々は性別も職業も立場もいろいろですが、「感情が動くところの違い」がそれぞれでおもしろいなぁ~と思います。
先日、ある経営者の方とお話をしていた時、この「感情」についていろいろ考えることがありました。
その方は長い間に渡って辛い経験をされていたのですが、そのことで「筋肉がたくさんついた」とおしゃいました。
筋肉がついているから、大抵のことは大丈夫だそう。2キロのダンベルを持ち上げられたら、次は5キロも重くないと思えるそうです。
う~ん。
筋肉がたくさん付いていたとしても、「今日は5キロが重い」と感じる日もあるはずです。
でも、その方のお話を聞いていると、
「いっぱい筋肉があるのに、5キロが上がらないのはダメだ」
「5キロが上がらないなんてあり得ない」
「上がらないとは言えないし、言っちゃいけない」
というかんじでお話しされています。
特にセッションということでお話を聞いたわけじゃなかったから、余計なことかな…と思いながらも「今日は重いなら、それでいいんじゃないですか?」とついつい言ってしまいました。
言われた方は意外な顔をされていたけれど、さらに続けて、「感じてしまうものは仕方がないですよね。良いも悪いもなくていいと思うんです。」と言いました。
「それはそのまま受け入れるということですか?」と聞かれたので、大きく頷いて「ハイ、そのままです!」と言いました。
その方から笑顔がこぼれ、肩の力が抜けていくのが分かりましたけれど、きっと辛い経験をバネに、
ものすごく頑張ってこられたのだと思います。
「バネにしなくちゃいけない!」って。
私がいつも思うのは、「自分の感情ほど自由で制限のないものって存在しない」ということです。
だって、自分が感じるだけなんですから、誰かに迷惑をかけることだってないですし。いつも言っていることですが、感情そのものに良いも悪いもないのです。
何か問題が起こるとすれば、感じた後です。
例えば、あーでもないこーでもないと考え込んだり、他人に対する暴言や暴力になったりというのは、感じた次のアクションになります。
「自分の感情にジャッジをしないでください」
その方にキッパリ言いながら、「あぁ~、本当に感情をジャッジをしている人が多い」と改めて、そして深く納得してしまいました。
「こんなことを思ってる自分はダメだ」
「こんな気持ちになるようじゃ自分は弱い」
「自分がこんな気持ちになっていていいのか」
言い出したらきりがないくらいですけれど、良いか悪いかのジャッジをしています。もちろん、自分自身では気づいていませんが、ジャッジをするからしんどくなるのは間違いありません。
「自分の感情にジャッジをしない」これこそが「心意気の極意」です。
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★「自分の感情をジャッジしているかも?」と思われたら、「心意気セッション」を一度お試しください。
では、今日も1日お元気で!
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