ミセルチカラの磨き方
感情に着目できるかどうかでビジネスの結果が変わる
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。
冬のような寒さが急にやってきて、急いで秋冬の洋服に入れ替えました。
昔は10月から一斉に「衣替え」をしていたことを思うと今の季節感とずいぶん違うものだなと思います。
「衣替え」という言葉もそのうち使われなくなるかもしれませんが、「洋服を入れ替える」という作業は残るはずです。でも、「衣替え」という言葉から感じる「季節感」というものは薄くなりそうですね。
言葉から感じ取れることって、実はたくさんあると思っています。
「モノ消費からコト消費」と当たり前に言われるようになりました。
「モノ」が重要視されていたときには「機能価値」が謳われ、「コト」が重要視されるようになると「感情価値」も謳われるように変化しました。
何か経験をすることによって「楽しい」「すごい」「おもしろい」というような気持ちを自分自身も感じられるし、一緒に経験する人がいることで自然に共感も生まれる。これが「感情価値」として、とても大事なこととされたわけです。
ところが、コロナ禍になってしまったことで「リアルで体験する」「リアルで気持ちを共有する」ということが難しくなりました。
そこで、重要視されることが「モノ」→「コト」→「目的」に変わったと言われています。
つまり、
- この商品はどんな役にたつことで社会に貢献できるのか
- このサービスは社会のどんな問題を解決できるのか
- 商品やサービスを通して何を投げかけているのか
- なぜ今これが必要なのか
ということが重要視されるようになったということです。「社会的価値」です。
「モノ」として手にすることなく機能価値を、「コト」として経験することなく感情価値を、そしてこの「目的」という社会的価値をどうやって消費者(お客様)に伝えられるのか?
言葉で伝えるしかありません。
な~んだ、簡単なことじゃないかと思われたでしょうか?
機能価値だけなら簡単です。
「こんなこともあんなこともできます」「ものすごく早くできて効率的です」「お値段はこんなに安く抑えられています」問題を解決したり、願望が実現したりすることですから言葉にしやすいわけです。
ところが、感情価値や社会的価値というのは難しい。なぜなら、感情(気分)の変化や想いに着目しないと言えないからです。
どうしても「感情」というものはビジネスから最も遠いように思われている方も実際には多いのですが、これからのビジネスは「感情に着目できるかどうかで結果が変わる」となったら、「感情なんて…」と言っている場合ではないのです!
ただ単に耳心地の良い言葉だけを並べて、感情価値や社会的価値を言えたとしてもそれは伝わる言葉、届く言葉、響く言葉ではない。
伝える側が本気で伝えたい言葉を使って伝えているのかどうか。
「言葉自体が感情や思いを語れる」という意味で伝えられているのかということです。
それは単に、伝え方、話し方、説明の仕方の問題ではありません。お客様にだって、見抜く力はあるのです。
「見えない・見てない・見せてない」と3拍子揃った感情に着目して言葉にするというのはなかなかに大変ではあります。
でも、このややこしいこと、「感情に着目したビジネス」を言葉で伝えることに挑戦しました!
あっ、私じゃなくて弊社代表がですけれど…笑。
「なぜ今感情なのか?」に興味をお持ちいただけたら、ぜひ手にとってみてください。
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では、今日も1日お元気で。
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