ミセルチカラの磨き方

2022/10/20

いつまで「映え」にこだわりますか?

カテゴリー :プロファイリング

心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。

いつまで映えにこだわりますか?

「秋映(あきばえ)」というリンゴが店頭にも並び始めました。ちょっと黒みがかった赤色で、長野県オリジナル品種です。

最近なら「映え」で真っ先に思い浮かぶのは、インスタ映え。撮影したときに、ひときわ見た目の良さが際立つわけですから、「写真映え」とでも言えばいいでしょうか。

 

日本語には「〇〇映え」というきれいな言葉があるのに「映え」だけが独り歩きしているかんじで、私自身は最近の使われ方にはちょっと違和感…。

夕焼けのことをいう「夕映え」

心の持ちようや思いやりをいう「心映え」

出来上がりの良い様をいう「出来映え」

着た時に衣服が立派に見える「着映え」

見た感じが良いことの「見映え」は多用されている「映え」の原型と言えるかもしれません。

 

とりわけSNSでの「映え」は最優先事項のように重宝されてきたわけですが、最近は「映えない」SNSに注目が集まっているそうです。

その名も「Be Real」というアプリ。

「映え」用の写真加工もできないし、通知が来たら2分以内に投稿するルールもあって、そもそも加工する時間がないってことになってる!

公開されるのも友人のみで、次の投稿をしたら前の投稿は消えていくらしい。

 

「見映え」を重要視した結果、SNS疲れ、インスタ疲れが起きていることもあって、真逆のものが流行るのも分かる気がします。

渾身の「映え写真」に100人のいいコメントがあっても、1つ悪い反応があると心が折れてしまうというのも「映え」離れの原因のようです。

大量のいいね!やコメントがつけば、自分に価値があると思えて、そうでない場合は価値が無いと思ってしまうなんて…。

 

例え「映え」加工をしなくていいアプリであっても、それは対処療法でしかありませんよね。

Be real。直訳するならリアルであれってことですから、「自分は自分でいいんだよ」ってかんじでしょうか。

自分自身を「映えさせる」としたら、妙にキラキラしてなくちゃいけないかもしれません。完璧でないといけないかもしれません。なんだかわからなくなるくらいいろんなフィルターだったり、鎧だったり、仮面だったり、いっぱいくっつけとかないといけないわけです。

他人に見せるのも見せないのも自由だけれど、せめて自分自身は「自分のリアル」=「本質的な自分」を心底納得しておいたほうがいいと思います。

 

この新しい人気のアプリ、2分以内に投稿できなかった時には後からでも投稿できるそう。

ただ…投稿の遅れは「映え狙い」って思われるんですって。

ひやぁ~、面倒くさい!

他人の目を気にし始めたら、また新しいアプリが出てくるのを待つわけでしょ。

 

自分の価値は自分で見つけるしかない!

インスタの利用率、若干女性の方が高いようです。

SNS疲れから「Be real」でも使ってみようか…とお考えの女性の方は、その前にこちらをご覧いただけるうれしいです。

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心意気を原動力に仕事や生活を自然体で楽しむための3ステップとは?

では、今日も1日お元気で!

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