ミセルチカラの磨き方
いつまで「映え」にこだわりますか?
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。
「秋映(あきばえ)」というリンゴが店頭にも並び始めました。ちょっと黒みがかった赤色で、長野県オリジナル品種です。
最近なら「映え」で真っ先に思い浮かぶのは、インスタ映え。撮影したときに、ひときわ見た目の良さが際立つわけですから、「写真映え」とでも言えばいいでしょうか。
日本語には「〇〇映え」というきれいな言葉があるのに「映え」だけが独り歩きしているかんじで、私自身は最近の使われ方にはちょっと違和感…。
夕焼けのことをいう「夕映え」
心の持ちようや思いやりをいう「心映え」
出来上がりの良い様をいう「出来映え」
着た時に衣服が立派に見える「着映え」
見た感じが良いことの「見映え」は多用されている「映え」の原型と言えるかもしれません。
とりわけSNSでの「映え」は最優先事項のように重宝されてきたわけですが、最近は「映えない」SNSに注目が集まっているそうです。
その名も「Be Real」というアプリ。
「映え」用の写真加工もできないし、通知が来たら2分以内に投稿するルールもあって、そもそも加工する時間がないってことになってる!
公開されるのも友人のみで、次の投稿をしたら前の投稿は消えていくらしい。
「見映え」を重要視した結果、SNS疲れ、インスタ疲れが起きていることもあって、真逆のものが流行るのも分かる気がします。
渾身の「映え写真」に100人のいいコメントがあっても、1つ悪い反応があると心が折れてしまうというのも「映え」離れの原因のようです。
大量のいいね!やコメントがつけば、自分に価値があると思えて、そうでない場合は価値が無いと思ってしまうなんて…。
例え「映え」加工をしなくていいアプリであっても、それは対処療法でしかありませんよね。
Be real。直訳するならリアルであれってことですから、「自分は自分でいいんだよ」ってかんじでしょうか。
自分自身を「映えさせる」としたら、妙にキラキラしてなくちゃいけないかもしれません。完璧でないといけないかもしれません。なんだかわからなくなるくらいいろんなフィルターだったり、鎧だったり、仮面だったり、いっぱいくっつけとかないといけないわけです。
他人に見せるのも見せないのも自由だけれど、せめて自分自身は「自分のリアル」=「本質的な自分」を心底納得しておいたほうがいいと思います。
この新しい人気のアプリ、2分以内に投稿できなかった時には後からでも投稿できるそう。
ただ…投稿の遅れは「映え狙い」って思われるんですって。
ひやぁ~、面倒くさい!
他人の目を気にし始めたら、また新しいアプリが出てくるのを待つわけでしょ。
自分の価値は自分で見つけるしかない!
インスタの利用率、若干女性の方が高いようです。
SNS疲れから「Be real」でも使ってみようか…とお考えの女性の方は、その前にこちらをご覧いただけるうれしいです。
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★心意気を原動力に仕事や生活を自然体で楽しむための3ステップとは?
では、今日も1日お元気で!
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