ミセルチカラの磨き方
9割の人が興味なかったコンテンツから巻き返しを図る
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
税理士の先生向けに新しいコンテンツを考えたので、過去に少なくとも一度はお会いしたことのある先生方に問いかけをしました。
問いかけの内容は
新しいコンテンツについて
1.自分も知りたい
2.自分は知りたくないが、部下には学んでほしい
3.興味はない
という3つの選択肢があれば、どれが一番近いでしょうか?
です。
16人の方にメールをお送りした結果、お一人の方から「自分も学びたいし、部下にも学ばせたい」というご回答をいただきました。
今回は母数も少なく、私との関係性の強弱もいろいろです。また、16人の中には「この先生は絶対に興味がないだろうなぁ」と予想できた方にもあえてお送りしました。
このため、テストマーケティングの数字として参考指標になるかどうかは微妙です。
ただ、もし、皆さんが税理士だったら、16人に1人しか興味を持たないコンテンツを無料で手に入れることができる場合
・興味を持つ
・無視する
のどちらになるでしょうか?
16人中1人ということは率に直すと、6.25%。
つまり、9割以上の人は興味はなかったことを意味します(汗)。
最近は「伝え方が9割」「人は話し方が9割」といった本が売れているように、9割が一つのキーワードになっています。
人の心理として、9割なら
・ほぼ間違いない
・みんなも納得している
・実績が豊富である
と捉えがちです。
逆に1割なら
・これって正しくない
・みんなも納得している
・実績が少ない
と感じて、敬遠しがちです。
しかしながら、へそ曲がりな私としては「1割なら伸びしろが大きい」と感じます。
9割以上の人が既に知っていたり、興味のあることであれば、その分差別化するのが難しくなります。
他社の成功事例から学ぶことは必要です。けれども、その成功事例がテンプレート化し、競合他社も取り組むようになると、経営リソースの差が如実に表れます。
一方、1割の人しか興味のないことはほとんどの人が知らないので、率先して取り組むことで、経営資源の乏しい中小企業でもフロントランナーになれる可能性があります。
今回のテストマーケティングでは、ご関心を持っていただいたのは1割未満という結果。この点は、弊社としも、伝えたい価値がきちんと伝わっていない証拠なので、いろいろと改善に取り組んでいます。
一方、そのような拙い言葉でも、ご興味を持っていただいた方にはたいへん感謝しております。フロントランナーとして、しっかりと成果につなげていただけるよう全力でサポートさせていただきます。
追伸
ちなみに16名の税理士先生にご案内したページは「こちら」になります。
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