ミセルチカラの磨き方
どんな商品をいくらで売るかを決めるのは最後の最後
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。
連休もすっかり前のことに感じるのは私だけなのか…。
みなさんはいかがでしょうか?
連休中も「心意気設計」をあれやこれやと進めていたのですが、「心意気設計が必要じゃない人なんていない」という思いを強くしています。
「こんなに深く考えたことがなかったです」
「こうやって考えるものなんですね」
「自分ではまったく考えられませんでした」
商品にしろ、サービスにしろ、心意気設計を終えたみなさんが、同じ言葉を口にされるのはなぜだと思いますか?
ご自身がやっていたことだけでは足りなかったことに気づくからです。そして、アプローチが違っていたことにも。
何か商品やサービスを売る時、まず、最初に自分で考えるのは内容だと思います。
「どんなことができる機能のものか」とか、
「どんなことをするサービスなのか」とか、
「どんな人のために売るのか」とか、
「いくらの価格で売るのか」とか。
内容そのものをどうするかをたくさん考えて、どんな方法を使って告知して認知集客するかを考えます。
そして、
「これだけの機能を備えてるんだから、〇円で売れるよね」
「ここまでのサービス、〇円もらったって安いくらいだよね」
と言いながらリリースするのは普通のことです。
ところが、これで売れなかった時にどうするか?
「これじゃ売れない…」となって形や内容、価格、販売方法を変えようとします。
やはり考えるのは商品やサービスそのものです。「そのもののアップデート」をひたすら繰り返すかんじでしょうか
もちろん、売りたいものやPRしたいものがあって初めて心意気設計を始めるわけですが、実は心意気設計の中で内容の詳細、「どんなものを、どんなことをいくらで売るのか」を考えるのは最後の最後です。
それより前にやらなければいけないことがあるからです!
それは「買いたい」という感情を動かす要素を提示するということです。「買いたい」という欲求は、感情が動いてこそ生まれるものです。
さらに、信頼を伴って「この人から買いたい」「この会社から買いたい」と思う時には、実は相当に感情が動いています。
機能だけでも、価格だけでも、差別化が難しいのが現状です。
言い換えるなら、感情を動かすことでしか差別化はできないということだと思っています。
だからこそ、しっかり設計するわけです。
もうひとつ、みなさんが一様に口にするのは、「本当に大変だったけど、やってよかった」ということ。
設計できた時点で、確信が持てることと、設計を基に続けていると成果も現れるからです。
自社の商品やサービスを「本気で売りたい」「世の中の役に立てたい」と考えるなら、商品設計、サービス設計、PR設計をお考え下さい…本気で。
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