ミセルチカラの磨き方
「伝える」ハードルが下がっているからこそ問われる「伝わる」言葉への意識
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。
明日からゴールデンウイークですね。
依然としてコロナを無視できない状況ですが、心躍る予定を立てられている方もいらっしゃるかと思います。
ここのところ特に力を入れて「心意気を形にする」と言っていますが、「伝える言葉」と「伝わる言葉」について、いろいろと考えています。
「伝える」ということについては、それが大事であることは周知のこと。
伝える方法については、多くの情報がいっぱいあります。そして、メルマガ、ブログ、各種SNS、動画と、今や私たちは、自ら伝えるツールも日常的に使いこなしています。
そう考えると、「伝える」ということのハードルは下がっています。
そこから一歩進んで、「何をどんな言葉を使って伝えるのか」と考えたらどうでしょうか。
自分が言いたいこと、自分が考えていること、自分が見せたいことを、どんな方法でどうやって伝えるかということだけに知恵を絞っていないでしょうか。
自分の伝えたいことが分からないとか、言えないというのは論外ですが、「自分が伝えたいこと」の視点は、あくまでも自分です。どんなに良いこと、素晴らしいことを伝えたとしても、自分視点は時に「独りよがりになる」ということがあります。
だからこそ、「伝わる言葉」を大事に考えています。
「伝わる」ということは、伝える相手がいるということですから、自分視点だけでは決して伝わりません。
このことが顕著に現れるのがプレスリリースです。
自社の商品やサービス、新たな取り組みについて、プレスリリースを書いて出したことがおありでしょうか?
プレスリリースを受け取るメディアの方のお話しによれば、多くのプレスリリースはゴミ箱行きなのだそうです。それは、ほとんどが「宣伝」だから。
プレスリリースは伝えるツールです。
それが「ただの宣伝」と受け取られるということは、言いたいことだけ、見せたいことだけを自分視点で書いているということです。
プレスリリースを書く時には体裁を整えて伝える言葉を吟味しているはずですが、伝わる言葉の意識は欠落しています。それは、「相手の視点」の欠落でもあります。
「相手の視点てお客様の立場になってとか、お客様に寄り添ってとかでしょ」と簡単に思われたとしたら、お客様には伝わっていないと思った方が良いです。
伝わるには「伝え続ける」という行動も伴うもの。何を伝えるのかが明確に自分の言葉として言えて初めて相手にも伝わるわけですから、伝えるだけで止まっていてはまだ足りませんし、伝わりません。
自社のPR活動をされるとそのことがよくわかります。
伝えているのに思ったような成果がでないとお悩みの方はPR活動を突破口にすることをお勧めします。
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それでは、今日も1日お元気で。
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