価格競争に巻き込まれないために、無料で商品価値を上げる流れを作る

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

• 価格設定をどうするか
• 何を無料サービスにするか

は会社経営をしていく上でとても大切です。

「安いから」と理由で申し込む人もいれば、「安いのはかえって怪しい」と思って申し込まない人もいます。また、無料講座だと当日無断キャンセルする人が必ずいます。けれども、高額講座の場合、ドタキャンする人はほとんどいません。

もちろん、無料だから絶対ダメという訳ではありません。

今週、私が所属している協会が主催する有料セミナーにメルマガ読者様限定で5名様をご招待するというご案内をお送りしました。実は、このご招待、その協会で幹事役としてご活躍されているAさんの行動を参考にさせていただきました。

協会からご案内があった日に私は早速申込みして参加費用を振込みました。そして、その夜、幹事間でやり取りしているメールの中で、Aさんから「会社として申し込んで、お世話になっている方へのプレゼントとさせていただこうと思います」とのメッセージがありました。

自分も参加するセミナーであり、興味を持つ方もおられるはずなので、私もメルマガでもご案内しようとは思っていました。けれども、自社で開催するセミナーではないので、「無料でご招待する」という発想はなかったのです。

そこで、Aさんの行動は「なるほど！」と思ったので、早速マネさせていただいた次第です。

このように無料を有効に活用することも時には有効ですが、中小企業の場合、薄利多売を続けていくだけの体力はあまりありません。

このため、基本的な方向性として「商品の価値を上げる→商品の価格を上げる」ことが事業継続の鍵です。


そして、商品やサービスの価値を上げるための一つの方策がPR（広報）です。

先日もPRのモニター企画にお問い合わせいただいた経営者の方とお話ししていたら、「PRってお金がかかると思っていました」と驚かれました。

中にはこちらがお金を払ってテレビや雑誌で取り上げてもらうという方法もあります。けれども、弊社で新しい取り組みとしてやろうとしているPRは「無料でメディアの取材を受ける」ことを目指すものです。

もちろん、相手のあることなので、必ずメディアの取材を受けられますとコミットすることはできません。けれども、メディアから取材を受けられる確率を上げる方法はあります。

また、PRと聞くと派手でキラキラしたイメージがありますが、実際にやるのは地味で愚直な仕事の繰り返しです。

しかしながら、

プレスリリースを書く
　↓
無料でメディアの取材を受ける
　↓
新聞やテレビで取り上げられる
　↓
認知度が上がる

という流れを作ることで、貴社の商品やサービスの価値は自然と上がります。

今回弊社が行うモニター企画は無料ではありません。なぜなら、設計や土台や戦略などPRに必要な要素をしっかりと固める内容になっているからです。ただ、正式にリリースする際の価格よりは、かなりお得な価格設定になっております。

ご希望される方はお気軽にお問い合わせいただければ嬉しく思います。
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