ミセルチカラの磨き方
オリンピック選手も追い求めた伝える言葉&伝わる言葉
ワクワクの仕掛人、岩井洋美です。
成人の日でお休みだった日の朝、カーリング選手として活躍された本橋麻里さんのインタビュー番組が放送されていました。
先頃カーリング女子で、オリンピック出場を決めたロコ・ソラーレ。このチームを立ち上げた彼女は「ピンチのときでも復活できるようなチーム」を目指したそう。
「本当のコミュニケーション」ができるようになるまでの軌跡は、とても興味深いものでした。
選手としての彼女は、試合に出なくちゃいけませんから、コーチに認められることを最優先にしていました。チームプレーの競技にもかかわらず、選手同士には「ピリピリ感」が漂うわけです。
でも、一緒に戦うのは、コーチじゃなくてプレーヤー同士だと気づいた時、「そこが変わらないと、絶対選手としては腐るなって」って思ったそうです。
そして、「腐りたいのか?」と自分に問いただした時に、強烈に「嫌だと思った」と話されていました。
お客様のため、社員のため、部下のためと言いながら、突き詰めてみると「自分が認められることでしかない」というのは、セッションの中でもよく出てきます。
ただ、そのことに自分では気づけないですけれど…。
「すごく大きな舞台を戦うのに一緒に戦う選手を理解しなきゃいけない」と思った彼女は「他人に興味を持つ」というところから始めたそう。他人はもちろん自分にさえも興味がなかったからです。
興味があったのは「勝つために」ということだけ。
傷つく言葉で攻撃するのではなく、相手の気持ちを引き出すための会話ができていなかったことに愕然としたものの、全然うまくいかなかったと話されていました。
テレビを見る姿勢が前のめりになったのが彼女のつまずきポイント。
「自分が思っていることを言葉でちゃんと言えなかったんですよ」
そうです、そうです。
思っていても言えなければ相手には分からない。
自分で伝えたいことが明確でなければ伝わらない。
言葉で伝えるってとっても難しいです。
だけど、「伝える言葉」そして「伝わる言葉」を持っていることは、それだけで大きな武器になります。
本橋麻里さんはまずは自分を見つめ直して、相手にかける言葉の数も増して、相手への理解を深めていきました
そして、ピンチの時にこそ復活できるようなチームにするため、感じたこと、思ったことを言葉として言えるようにしていったそうです。
カーリングの技術だけではないロコ・ソラーレの強さの秘密と言えます。
- 自分に興味を持って自分を掘り下げること
- 思いを言葉にすること
- 相手に伝える&伝わる言葉を持つこと
本橋麻里さんが歩んだプロセスで得たものは自分の心意気を言葉にするプロセスでも手にすることができます。
言葉が持つ力はあなどれませんよ。
では、今日も1日お元気で!
追伸
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