ミセルチカラの磨き方
行き詰まったら、一段高い視点から捉え方を変えてみる
ワクワクの仕掛人、岩井洋美です。
コロナも少し落ち着いたところで、新しい変異株が現れて、コロナとの戦いが終わってないことを思い知らされるようです。
とはいえ、最近は少しリアルで人に会うこともできるようになって、先日久しぶりに幼なじみが会いにきてくれました。
その幼なじみ、今年外資系の会社を辞めて新しいスタートを切っていましたが、体調を崩してしたと聞いて心配していました。
幼なじみ曰く、「自分がこんなに社会の不適合者だとは思わなかった」と何度も言っていたことに驚きを感じていた私。
「不適合者って何?」と違和感を持っていました。そして幼なじみが話す体調を崩す前の状況を聞く程に、自らを「社会の不適合者」と言っていることが変だと思い始めました。
「新しい職場になじめなかった」という一言では言い表せないにしても、至極まともな話にしか聞こえません。
一緒に話を聞いていた夫が言いました。
「10年先、20年先を考えたら、Aさんの仕事に対する考え方や捉え方、向き合い方の方が大事なんですよ」
「Aさんは進化し過ぎちゃって異端になっちゃったんですね」
それを聞いた幼なじみの顔つきが明らかに変わっていきました。
「え~っ、ほんとに?そんなこと言われたことなかった」
「自分でもそんな風に思ったことなかった…」
自分が置かれた状況が辛すぎて体調まで崩しても、それに適応できなかったことを責めていたのかもしれません。
「仕事は好きじゃない…嫌いだ」という幼なじみに私も言いました。
「それだけの考えを持って仕事しているなら、嫌いじゃなくてむしろ好きでしょ。好きじゃなきゃできないよ」
「やっていること自体は楽しいわけで、仕事とくくられてしまうことが嫌なんだと思うよ」
そこでまた幼なじみの顔が崩れていきます。
「確かにそうかもしれない!好きだな!」
幼なじみは夫や私から「ものすごく良いアドバイスをもらった!」と喜んでくれましたが、「アドバイスも何も…ねぇ…」というかんじ。それは、話を聞いて感じたことを伝えたに過ぎないからです。
でも、どんなに自分で考えに考えたとしても、思い込みには気づかないことがよくあります。特に目の前に起こっている苦しいことに対しては「視点を変える」ということが困難です。
ただ客観的な視点で見るということではなく、もう一段高い視点から見るということはさらに難しいこと。今回はこの「一段高い所から視点を変える」ことが幼なじみにとっては大きな力となりました。
「今日で社会の不適合者って言うのは卒業ね」と私が幼なじみに言った日から数日後。幼なじみに新しい仕事のオファーが舞い込みました。きっと今までと違う気持ちで臨めるんじゃないかと思います。
先週のブログでフィードバックについてお伝えしましたが、「行動するためにフォーカスを変える」という言い方をしています。
自分では考えもしなかったことに気づかされたり、自分では思いもしなかったところを認められたりすることで、何かがパッと開けることがあるものです。そういう場面に数えきれないくらい遭遇しているので間違いありません!
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では、今日も1日お元気で。
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