ミセルチカラの磨き方
次の糧となるフィードバックにするための取り組み
ワクワクの仕掛人、岩井洋美です。
いよいよ12月に入りました。
「今年も後1ヵ月しかない!」と思うか「まだ1ヵ月ある!」と思うか。
みなさんはどちらでしょうか?
今日は「フィードバック」について、ちょっとお話ししようかと思います。
「フィードバックする」とか、「フィードバックをもらう」と言いますが、「フィードバックとはこういうものです」と説明できますか?
アドバイスとは何が違いますか?
感想とはどう違いますか?
フィードバックは、それが次に活かせるものや糧となるものです。
ダメなところを指摘するだけ、失敗の原因を追究するだけというものはフィードバックとは言えません。
それだけで終わってしまえば、アドバイスはただの批評となり、指導はただの非難になりますので、言われた者はやる気を失い、ただ反省するばかりになります。これはフィードバックとは程遠いものです。
昨年「フィードバックをもらおう!」という企画をやったことがあります。
正しいフィードバックは自分が気づかなかったことに気づき、次の行動に移せることが最大の鍵だと言えるからです。
何か失敗すれば反省することにはなりますが、自分だけでの内省はネガティブになりがちなので、フィードバックってめちゃくちゃ大事ということでの企画でした。
ハッキリ言ってしまいますけれど、私は次への糧になるフィードバックが得意です!
まぁ、得意というのもおかしいのですが、これまで1300回を超えるセッションの中で、ずっとやり続けているからこそだと思っています。
例えば、何か困ったこと、解決したいことがあって、ご相談を受けたとします。そのとき、私がフィードバックとしてお伝えするまでに、どんなことをやっているかというと、けっこういろんなことを同時進行的にやっていたりします。
- もしもこの人と同じ状況であったら私はどう感じるか→私との違い
- この人はどう感じるのかという感情の掘り起こし→多くの人は自分の感情を語らない
- この人にとって何が課題や問題なのか→本人の認識と違うことがよくある
- この人が話している内容に共通点はないか→問題の本質が見える
- 声のトーン、話し方、言葉の使い方、表情から読み取れることは何か→五感をフルに働かせる
- 当初の課題や問題から話しが脱線していないか→本人も分からないので軌道修正
- 私なりの仮説をたてる→次への糧になるフィードバックを伝えるため
- この人が自分で考え行動するには何が必要か→フォーカスを変える
- この人が自分で納得するためには何をどう伝えるか→言の葉にのせる
- この人がワクワクできるようにしたい→あくまでも私の気持ち
…と書き出してみましたが、いろいろなことをやっています。
瞬間的にやっていることもあれば、考えを組み立てていることもあります。
いずれにしても大事なことは「私はこう思います」「私はこうアドバイスします」ではなく、あくまでも「この人にとって」という視点が大事。
ただし、それは「相手の立場にたつ」とか「相手に寄り添う」ではなく、もっと客観的で一貫性があって整合性のある視点からということです。それでこそ次への糧になるフィードバックと言えます。
さて、あなたは本当の意味でのフィードバックをもらったことがあるでしょうか?
どんなに説明したところで、これは自分で体験しないとわかりません。
「来年に向けてフィードバックをもらいたい!」と思ったらぜひ私に話をしてみてください。
今年もまだ1ヵ月あります!
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それでは、今日も1日お元気で!
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