ミセルチカラの磨き方
自分にとって不都合な事実に出会った際、どのように対応すべきなのか
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
「生き方は、堅実で目立たない生き方となります。そのため、若い時には余り頭角も現れませんし、実力が出せません。」
算命学を研究をしておられる知人の先生に診てもらったところ、このようなコメントがありました。
私自身占いとか手相などはあまりやっていません。ただ、主に生年月日を基に判断する診断によると、私の場合、たいていは「大器晩成型」という結果が出てきます。
本人としては還暦も近づいてくる中、「晩成型っていつ開花するんじゃい!」と突っ込みたくなりますが(笑)、一つの参考情報にはなります。
原因が分かれば問題は解決できると私は信じています。
一方で、原因が分かっても、その対応策を実行するための条件をクリアするのが難しい場合、すぐに問題解決できないことがあります。
例えば、自分のやりたいことをすべて実現しようとすると、「システム投資で100億円かかる」とします。
大企業であれば、実行可能かもしれませんが、残念ながら、今の弊社の実力では無理です。
この時の対応は二つに分かれます。
- 無理だから諦める
- 今は無理だけれど、諦めずに代替策を探る
前述の「大器晩成型」にしても
- 晩成型だから今の成功は諦める
- 晩成型だけれど、諦めずに頑張る
では、今日の行動が変わってきます。
つまり、「事実に直面した際に、どう捉えるのか」は人によって違います。その際、大きく影響するのが、自分の意思です。なかなか自分の思い通りにならない状況に直面した際に「自分はどうしたいのか?」が分かっている人と曖昧な人では、その後の結果が全然変わってきます。
いま若者の間で「親ガチャ」という言葉が流行っているそうです。「親ガチャ」とは、「どのような親のもとに生まれてくるかによって人生が決まってしまう」という意味で使用されています。
たしかに、親から受ける影響は大きいので、どのような親のもとに生まれてくるかで、子供の人生が変わるのは事実です。けれども、その子供自身が「自分の人生をどうしたいのか」はあくまで本人の意思によります。
つまり、「宿命は変えられないが、運命は変えられる」のです。
一度きりの人生。自分で自分にケチをつけても良いことはありません。親や上司、社員など、「自分以外の人が悪いからだ」と責任転嫁するのは簡単ですが、自分以外の人を100%コントロールするのはどだい無理な話。
まずは「自分はどうしたいのか?」を言葉として自覚することで、今日の行動が変わり、結果も少しずつ変化していきます。
★なお、「自分はどうしたいのか?」を自覚するためには、第三者の力を借りた方がより早く結果を得ることができます。ご関心のある方は「こちら」もご参照ください。
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