ミセルチカラの磨き方
お金に対する価値観に影響に与えているものとは?
ワクワクの仕掛人、岩井洋美です。
唐突ですが、みなさんは「お金」をどんな風に捉えていますか?
「お金に対する価値観」と言ってもいいと思います。
「お金」と言うと「どうやって収入を得るか」という「稼ぐ手段」について考えてしまいますが、考えたいのは手段としてではない「お金の捉え方」です。
「お金に対する捉え方」というのは、言ってみれば、「お金に対して絶対的に信じていること」や「お金に対する思い込み」のことです。
この「お金の捉え方」、想像以上に影響を与えているのが、育った家庭環境や親のお金の使い方です。
例えば幼い時、親が本や習い事にはお金を使ってくれたけれど、可愛い文房具や洋服は買ってくれなかった経験があったとします。すると、役立つものにはお金を使ってもいいけれど、遊びや楽しみや贅沢品にお金を使うのはもったいないと思ってしまうわけです。だから、欲しくても我慢することを選びます。
親から「テストで満点を取ったら欲しいものを買ってあげる」と、いつも言われていた経験があったとします。すると、他人の期待に応えないと評価されないし、自分で欲しいものを手に入れられないと思ってしまうということなんです。
つまり、お金に対する捉え方が、お金だけに限らず生き方にも影響してしまうということです。
あるクライアントさん、お金とはまったく関係ない話をしているのに、必ず「お金を稼ぐ」というところに話が進んでしまいます。もちろん「お金が必要な理由」というのはあるわけですが、ただ「お金大好き」「いっぱい稼ぎたい」というわけではありません。
仮に手元の資金として十分なお金があったとしても、
「このお金は無くなるかもしれない」
「無くなったらどうしよう…」
「お金を稼がないと生きてはいけない」
と思ってしまいます。
このお金に対する考え方、実はこの人の母親そのものでした。
「お金がないことでこんなにも思い通りにならない」
「お金さえあれば自由になれる」
とりわけ経済的に困窮したご家庭ではなかったのに母親は常にそう言っていたわけです。
まさにその母親と同じことが、この人の口から出てきます。今の自分のお金に対する考え方や捉え方で、「母親の人生をなぞっているのと同じだ」と分かった時、この人の中で「それは怖い!怖すぎる!」という感情が沸き上がりました。
お金に対する捉え方ひとつで、自分の人生が左右されるなんて、思ってもみないことですが、これはよくあることなのです。
「自分はどうだろう?」とよく考えてみてください。
もしも、このクライアントさんの様に愕然とすることがあったとしても「お金に対する捉え方」は変えられます。変えるためには、自分のお金に対する捉え方を知ることです。
★自分のお金に対する捉え方を知りたい方は「体感セッション」を一度お試しいただければと思います。
「これまでと同じ働き方でお金を稼ぐ」ということが今は難しくなりました。こういう時だからこそ余計に「お金に対する価値観」について考えることは大事なのではないかと思います。
では、今日も1日お元気で!
ヒーズでは、弊社の日頃の活動内容や基本的な考え方をご理解いただくために、専門コラム「知恵の和ノート」を毎週1回更新しており、その内容等を無料メールマガジンとして、お届けしています。
上記のフォームにご登録いただければ、最新発行分より弊社のメールマガジンをお送りさせていただきます。お気軽にご登録いただければ幸いです。