ミセルチカラの磨き方
自分のことは自分で分かっていないからこその呪縛を解く
ワクワクの仕掛け人、岩井洋美です。
先週のブログで「自分のことは自分が一番分かっている」というのは間違っているってことをお伝えしていました。
「自分のことは自分が一番分かっていない」
そして、それが明らかになるプロセスで受ける最初の衝撃が「自分がされて嫌なことを他人にもしている」ということも。
また、その後には第二の衝撃が待っているとお伝えしました。
第二の衝撃はこれです。
「自分がされて嫌なことを自分にもしている」
この衝撃、最初の衝撃よりもさらに打ちのめされるかんじがあります。だって、それが原因で自分が苦しんでいる、自分を苦しめていたということに気づくからです。
自分がされて嫌なことを他人からされたらモヤモヤしたりイライラしたりするので誰でも分かります。
・他人から強要される
・他人に依存される
・他人からないがしろにされる
・他人から決めつけられる
・他人から理不尽なことをされる
自分にとって嫌なことは人それぞれにあるわけです。
でも、これを自分にするとどうなるか?
「こうあるべき」「こうでなければならない」と自分を縛り付けることは、自分に対して強要することであり、決めつけることになります。
「こうあるべき」「こうでなければならない」と必要以上に我慢することは、自分をないがしろにすることであり、理不尽なことでもあります。
「こうあるべき」「こうでなければならない」と凝り固まることはこだわり過ぎることが、ある意味依存になって行動を止めます。
「自分がされて嫌なことを自分にもしている」
このことに気づかないのは、自分としてはものすごく頑張っているからなんです。だから、ややこしい!
自分に対してモヤモヤしたりイライラしたりしながらも、なんとかしようと思って頑張っているわけですが、自分がされて嫌なことを自分にしているので、望むような結果も成果も手にできません。
ひたすら一生懸命やる(ちょっとだけ達成感)
→頑張っても、頑張ってもまだ足りない(不安感)
→もっともっとやらないといけない(焦燥感)
→やってもやってもて孤軍奮闘(孤独感)
→「こんなに頑張ってるのに!」と不満爆発(不満足感)
「自分がされて嫌なことを自分にもしている」ことに気づかなかったら、いつまでもこれを繰り返すことになるわけです。
これが大きな衝撃!
でも、このスパイラルから抜け出す方法はあります。
そうなる理由さえ分かればいいだけです。もちろんその理由は「コアコンセプト」にあるわけですけれど。
この衝撃から抜け出した方がこんな風におっしゃっていました。
「まだまだホントにいろんな壁があるのですが、乗り越えられる予感しかしません!」
自分なんてたいしたことないんじゃないかと思っていた人が、なんだか自信に満ち溢れていて、素晴らしいですよね。
自分を「たいしたことない」なんて思っていたのは「自分がされて嫌なことを自分にもしていた」ただそれだけのことです。
今日は「自分がされて嫌なことを自分にしていないだろうか?」と振り返ってみる日にしてください。
なお、「自分がされて嫌なことを自分にしているかも?」と思われた方は「こちら」からご相談ください。
では、今日も1日お元気で!
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