ミセルチカラの磨き方
シンドイことに慣れてしまうのはさらにシンドイというループから抜け出すコツ
ワクワクの仕掛け人、岩井洋美です。
「梅雨の晴れ間」というものはどこにいってしまったのか?
連日の雨続きでジメジメしてしまいます。熱海では土石流の大きな被害も出ていて心が痛むばかりです。
さて、自分の力を最大限に発揮できる状態を明快にするために、セッションでは心が「曇ってしまうこと」にも目を向けます。
「曇ってしまうこと」は、自分にとって嫌なこと、悲しいこと、苦しいことと人によってそれぞれ。ただ共通するのは、「自分にとってシンドイことを避けたいがために、さらにシンドイ状況にする」ということです。
そして、それがだんだん当たり前になってしまってシンドイということに気づかなくなってしまいます…と言うか無意識。客観的に考えれば、「シンドイ」の二乗三乗になっている状況ですので、「自分の力を最大限に発揮する」ことの対極になります。
でも、自分では気づいていませんから、どんどん落ち込んで悩んで、最終的には「自分には価値がない」とまで思ってしまうんです。これはもう本当にシンドイ!
子供の頃から「頑張ること」でしか認められなかった人は、「頑張らないことはダメなこと」「頑張らなければならない」「何が何でも頑張るべきだ」と自分を追い込んで頑張り過ぎて空回りします。
子供の頃から「期待に応えること」でしか認められなかった人は、「がっかりさせちゃいけない」「期待はずれはダメだ」「期待以上のことをするべきだ」といつでも期待外れにならないような選択をしてしまいます。
そして、そして、自分を追い詰めるだけではなく、他人にも同じことをします。頑張ることを求めますし、頑張らないことを非難します。期待に応えることを求めますし、期待外れなことをされると腹がたちます。
身近なところで言うと、夫や妻、子供に対して、会社でなら部下や同僚に対して、当たり前のようにしています。
そもそも、自分にとって嫌なことを避けたいためがスタートですから、頑張り過ぎたり、期待に応えようとしていることは自分の心を「曇らせること」に直結しているということ。だから、当然シンドイです。
でもその「シンドイ状態」に慣れてしまって、辛かったり苦しかったりということにさえも慣れてしまいます。自分で自分の「シンドイループ」から出られなくなるそんなかんじです。
頑張り過ぎること、期待に応えようとすることが悪いことでも止めなければいけないこともはありません。頑張り過ぎる、期待に応えようとし過ぎる理由が分かって、自分がそういう状態なっている時が分かればいいだけです。
「たったそれだけのこと?」と思われたでしょうか…。でも、それだけのことが大きな変化につながります。この目でたくさんの人の変化を見てきたので間違いありません!
なお、「シンドイことに慣れてしまっているかも」と感じる人は、自分の「感情」の動きに着目することが解決の突破口になります。
では、今日も1日お元気で!
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