ミセルチカラの磨き方
自分に対する人事評価は次の行動につながるかどうかが肝
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
人事で一番難しいのが「人をどうやって評価するか」です。
仮に人事評価制度を設けていたとしても、評価基準が曖昧であることが多いため、「自分は頑張ったのに会社は評価してくれない」ということが必ず起こります。
社長であれ、上司であれ、他人が評価するという構造からすれば、「自分の評価基準=他者の評価基準」でなければ、どのような立派な評価制度を作っても、なんらかの不平不満が生じます。
一方、人事制度であれば、不完全かもしれませんが、一応の評価基準があります。
これに対して、自分の自分自身に対する評価基準はどうでしょうか?
こう考えてみると、他者が決めた自分に対する評価基準はあっても、自分が決めた自分に対する評価基準は意外と持っていないことに気づきます。
「売上10億円を上げたら〇で売上5億円なら△」という評価の場合、「現在の売上7億円は△以上であるけれど、〇という評価は上げられない」ことになります。けれども、このような経済環境下において昨年と同じ売上7億円を維持しているのであれば、「〇というより◎の評価を上げても良い」と考えられます。
人事評価の場合はある程度客観性がないと運用できません。けれども、自分が決めた自分に対する評価基準については、それが自分のやる気や行動につながるのであれば主観的かつ柔軟に捉えることでまったく問題ありません。
昨年我々のセッションを受けられたクライアントさんが「自分の希望する生活を実現したいと思ったら、今の仕事を続けていると3年近くかかる」と分かって、最初は愕然とされたそうです。けれども、3年前にSNSに投稿した内容を読み返してみると、「3年前と比べて、今の自分は各段に進歩している」ことを実感し、「これ私進めてるな」と思いを新たにされました。
物事は捉え方次第。他者の評価基準は自分では変えることができません。
しかしながら、希望するお金を貯めるのに3年もかかると捉えて「どうしよう」と悩み続けるのか、3年前と比べて進歩しており、「気楽に行こう」と考えて行動し続けるのか。
自分の思考の癖が分かると、捉え方が大きく変わってくるので、結果も自ずと違ってきます。
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