ミセルチカラの磨き方
自分の判断基準も時には疑うことで新たな解が見つかる
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
老化を感じることの一つに「以前よりもスピードが落ちた」ということがあります。
私の場合で言うと、階段を上り下りするスピードが若い頃に比べて落ちているのを実感します(汗)。
親と話していても「前はもっとちゃっちゃとできたのに」は、よく聞くボヤキの一つです。
事実関係として「年を取る→体力が落ちる→スピードが落ちる」は多くの人が経験するところ。けれども、それを嘆くのか、単なる事実として捉えるのかは人によって違います。
スピードが落ちる結果、いろいろな動作に時間がかかることを、「悪い」ことだと捉えれば、どうしても落ち込みがちになります。しかしながら、そのことで誰かに対して、大きな迷惑をかけていないのであれば、必ずしも「悪い」ことだと捉える必要はありません。
出かけるまでに今までは10分でできたことが今は30分かかるのであれば、出発時間の30分前から準備するよう行動を変えればよいだけの話です。
このように誰かから「それはダメでしょう!」と指摘された訳ではないのに、自分で自分に対して「それはダメでしょう!」と強要していることはないでしょうか?
また、仮に誰かに「それはダメでしょう!」と指摘されたとしても、それはその人の価値判断の基準に基づくダメ出しであって、必ずしも正しいとは限りません。
自分に対して強要している場合は自分の価値判断基準を疑ってみる。
また、他者から強要された場合は他者の価値判断基準を疑ってみる。
昨今のように混乱が続き、変化が激しい時は絶対的な正解はありません。情報を鵜呑みするのではなく、時には自分の常識も疑いながら解を求める姿勢はこれからますます求められます。
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