ミセルチカラの磨き方
人は効率性のみにて生きるにあらず
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
リモートワークや在宅勤務が進んで、少なくなったことの一つに「雑談」があります。
Zoomなどを使って仕事の打合せや報告を行うことはあっても、ちょっとした雑談やおしゃべりを行う機会は以前よりも少なくなったのではないでしょうか。
先日もクライアント先の社員の方とオンラインで打合せしている時
オンラインで会議や打合せをやる場合、直接会ってやる場合に比べると、どうしても意思疎通が難しい側面があります。
このため、資料を用意したり、説明に工夫を加えたりしないと、伝わるものも伝わりません。これはこれで、伝えるべき内容を精査するという点ではすごくメリットがあります。
一方で、ちょっと本題から離れる話題や打合せの内容とは関係ない項目などは、どうしても排除される傾向にあります。
この間参加したオンライン講座では、約2時間半講師の先生のお話と質疑応答があり、終わった後、30分ほど希望者だけそのまま雑談する機会がありました。参加人数も半分ほどになり、講師の方も本番が終わった気軽さもあって、想像していた以上に面白いお話が出てきました。
仕事の効率化という点では
- 目的をはっきり決める
- 目的に沿って内容を簡潔に伝える
- その内容に関係ないことは排除する
のが適しています。
また、オンラインでは皆が考え込んで黙ってしまうと、微妙な雰囲気になります。このため、誰かが何か発言していないと気まずくなるので、特に異議がなければ、次の話題に移るという流れになりがちです。
けれども、効率化が進めば、それで満足するという訳にはいかないのが人として難しいところ。下らない会議は「早く終わってほしい」と感じても、他人からすれば下らないかもしれない「自分の話はちょっと聞いてほしい」と思っています。
あるクライアントさんは社員との対話を増やすために、会社版「徹子の部屋」を作ることを決断されました。仕事で定期的に報告は上がってくるものの、それだけではカバーできない部分を気軽な雑談の場を設けることで今後の経営に活かそうと思われたのです。
ちなみに、私も不定期で「結果にコミットしないオンライン雑談」を開催していますが、これが意外と好評です。
開催する時間帯や参加する人数などをいろいろ変えてやってみましたが、最近は
- 参加者1名のみ
- 時間は1時間
という形が一番しっくりきています。
当初は参加人数を3名までとしてやっていましたが、バックグランドや関心事項も違う人が複数でいきなり雑談するというのは1時間ではなかなか難しいことが分かり、今は私と相手の方とのマンツーマンでの雑談にしています。
本来は社内で雑談を行う機会があるのが理想ですが、なかなかそうはいかない現実もあります。
無料で開催していますので、もし、隙間時間にちょっと雑談してみたいというご希望がありましたら、「こちら」からお問い合わせください。個別に日程調整させていただきます。
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