ミセルチカラの磨き方
オジサンは能力が低い…らしい
ワクワクの仕掛人、岩井洋美です。
「セルフ・アウェアネス」という言葉をご存知ですか?
少し前に比べると耳にするようにもなりましたが、「自己認識」のことです。
「自己認識?自分のことは自分が一番知っている!」と思われる方がほとんどだと思いますが、
- 自己認識を明確にしているか
- 自己認識力は高いか
となると、「YES」と言える人はとても少ないわけです。
雑誌「ハーバード・ビジネスレビュー」編集部厳選による「セルフ・アウェアネス」という本も出版されていますが、「自己認識」は、特に経営者やビジネスリーダーとなる人には必須のものとあります。
本の中では、自分について明確に認識しているので、必要以上に深刻になることも、楽観的になり過ぎることもないとか、世の中に溢れかえる情報に振り回されたり、他人の目を気にし過ぎたり、周りの意見に引きずられたりすることがなくなるとあります。
また、アメリカの大学(ノースカロライナ大・コロラド大他4つ)で、国や業界を超えた数千人を対象として、日々の幸福、仕事の満足度、ストレスと自己認識がどのように関わっているかということの調査研究についても書かれています。
何より、自分について明確に認識している人の特徴がすごい!
- より自信がある
- より創造的である
- より適切な判断を下す
- より強い人間関係を築く
- コミュニケーション能力が高い
- 嘘をついたり、だましたり、盗んだりする可能性が低い
- 仕事のパフォーマンスが優れ昇進しやすい
- 部下の満足度が高い
- 会社の収益向上に貢献する
いいこと尽くしです。
だからこそ、経営者やビジネスリーダーに必須と言われるのもわかります。
先日、この「セルフ・アウェアネス」という本の中で、「なぜ今セルフ・アウェアネスが求められるのか」という解説を書かれている中原淳先生の講演を聞く機会がありました。
そこで驚くべき事実を知ることになりました。「セルフ・アウェアネス(自己認識)」は、男性は高齢になると感じにくくなるというもの。
「自己認識がどれだけできるか」ということをポイントとして数値化したものによると、女性は20代から50代にかけて、ほぼ横ばいなのに対して、男性は年齢が高くなるにつれ、どんどん下がっています。
つまり、これははっきり言うと「オジサンは自分のことを一番分かっていない」ということになります。
中原淳先生によると、
「オレは自分のことなんか全部わかっている!」
「オレが最初に入った会社は一流企業なんだ!」
「オレは最高!オレはいけてる!」
というようなことを思っている方が該当するそう。
だから、「オレは自己認識力は超高い!」と思っているわけですね。
あぁ~、なるほど…そういうことなのか。妙に納得してしまいました。
私がクライアントさんにやっている自分のコアコンセプトを明確にして、持てる力を最大限に発揮するというのは「自己認識力を高める」実践的な方法です。
そして、傾向として感じていたのは、明らかに「女性は効果が高い」ということです。
「なぜ女性の方がどんどん成果をあげるのか?」ということの答えを見つけられずにいたのですが、そもそも「自分を認識する」という最初のところに差があったというわけです。
「自分を認識する」ということは、自分の見たくないところ、触れたくないところにも目を向けます。そうなると、情けない自分や弱い自分を見ることになりますから、特に年齢を重ねるにつれ益々、「そこは見ないでいたい」という気持ちが湧いてきますね。
しかし!
「オジサンは自分のことを一番分かってないことはない!」
ということを証明してほしいと思います。もちろん、私がサポートいたしますけれど…笑。
ではみなさま、今日も1日お元気で!
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