ミセルチカラの磨き方
魔法は人の心の中にある
ワクワクの仕掛人、岩井洋美です。
「魔法は人の心の中にある」
今日のタイトルにもしましたが、ちょっと素敵なことばじゃありませんか?
つい最近、別々の二人の言葉として耳にしました。
お一人は、ファッションデザイナーの山本寛斎さん。お一人は、医師の中村哲さん。
いつでもエネルギッシュで元気なイメージの山本寛斎さん。昨年ご病気で亡くなられました。
アフガニスタンで長く活動をされていた中村哲さん。大きなニュースにもなりましたが、一昨年凶弾に倒れ命を落とされました。
全く違うことをなさっていたお二人ですが、同じことをおっしゃっていたんですね…。
商品やサービスのコピーにもよくあります。
魔法の〇〇とか、〇〇の魔法とか、魔法のような〇〇とか。
「魔法」というのは、なんかちょっと魅力的に聞こえますし、何かいいことがあるような期待感も自然に湧いてくるものです。
でも、山本寛斎さんも中村哲さんも共におっしゃっていたのは、魔法はある日突然どこかから降ってくるものではないということです。
「人の心の中にある」ということは、自分で自分に魔法をかけるようなイメージでしょうか。
じゃぁ、どうやって?
お二人のお話をひとことで言うなら、魔法にするのもしないのも、本人の捉え方次第ということなのだと思います。捉え方ひとつで魔法にもなれば、時には呪いにだってなりかねない。
では、この捉え方はポジティブであればいいんでしょうか?
そうとは言い切れません。
私にとってのポジティブがあなたにとってのポジティブとは限りません。あなたにとってのポジティブは、私にとってのネガティブかもしれません。自分の中にこの判断基準があるわけです。
そして、判断基準のもとは本人の心の奥底にある感情。この感情に沿って捉え方を変えられたら魔法にだって変えられます。
山本寛斎さんが旅立たれる直前まで力を注いでいらした「日本元気プロジェクト」の中ではこんなふうにおっしゃっています。
ファッションは、人の心の奥底にある“祭り心” に火を付けます。祭り心とは、生きたい!!愛されたい!!表現したい!!モテたい!!など、人が生きていくうえでとても根源的な感情のことです。
根源的な感情というもの、自分自身でどれだけ分かっているでしょうか?
見過ごしていたり、気づかなかったり、無関心にしていたりすることで、自分で「魔法」をかけられずにいる人はたくさんいらっしゃいます。
根源的な感情を私は「コアコンセプト」と呼んでいますが、「魔法は人の心の中にある」をちょっとアレンジしたいと思います。
「魔法はコアコンセプトの中にある」
あなたは今日1日、どんな感情で過ごしたいですか?
その感情は、あなたにとっての魔法になりますか?
ちょこっとだけでも、そんな自分の感情に関心を向けてみてください。
ではみなさま、今日も1日お元気で!
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